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チェロとテロ

よくチェリストという名称を間違えて「チェロリスト」という物騒な名前で呼ぶ人がいるので、僕はよく冗談で「テロリスト」みたいだから、気をつけて正しく呼んでください、なんて言っていたのですが、もうそんな冗談を言えなくなってきました。

昨日、某ヴァイオリニストから電話があり、以下のようなやりとりが。

「三宅くん、10月○日って空いてない?カルテットの演奏会なんだけれど?」

「えーっとちょっと待ってくださいね。空いてますけれど随分間際ですね、もう来月ですよ?」

「実はロンドンのテロ未遂の影響でイギリス人のチェロ弾きが、機内に楽器を持ち込めなくなって、日本の公演をキャンセルしてきたんだよ、申し訳ないけれどピンチヒッターでお願いできないかな?」

なんと、航空会社がついにチェロの持込を完全にシャットアウトしたのです。あわてて、ちょうどリハーサルでうちのレッスン室にいたミラノ・スカラ座のイタリア人ヴァイオリニストに

「ねぇねぇ、なんかテロの影響で楽器の持ち込み、断られたらしいんだけれど、なんか知ってる?」 と聞くと

「うーん、多分ロンドンからだからじゃないかな、イタリアからは平気だと思うよ」と言うので

一安心。来年スペインやらイタリアで室内楽、リサイタルの話があるので、チェロを持っていけなくなると、困ったことになるのです。

チェロ弾き以外の皆さんは、それなら壊れ物扱いで、荷物室に入れたらいいではないか?と思われる方もいらっしゃると思いますが基本的に、荷物は裏では投げてますからねぇ。バラバラになる確率は結構高いです。たとえこわれなくても、駒や魂柱が1ミリ動いたら本当に死活問題なのです。

つくづく思うのは音楽は平和の上に成り立つものであること。アメリカも9・11では犠牲を払いましたが、その後の行動が本当に世界平和のためになっているのでしょうか。僕はアメリカで留学時代を過ごし、そのいい面も知っているだけに複雑な気持ちです。

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