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ドン・キホーテ

 今日は朝から晩までドン・キホーテ漬け、あちこち資料のCDもずいぶん集めましたよ。もともと僕はシュタルケル先生、ピアティゴルスキー、フランク・ミュラーの3種類の音源を持っていましたが、それに加えてロストロポーヴィッチ、マイスキー、メネセス、ヨーヨーマが加わりました。

聴いて、なにがなんだかわからなくなってちょっと混乱はしていますが、シュタルケル先生のはったりのない誠実さ、ピアティゴルスキーの音と音楽観が印象に残りました。ロストロの表現の大きさもすごいものです。マイスキーはちょっと期待して聴いたんですが、音の濃さは素晴らしいけれどちょっと無理しすぎ、ヨーヨーマは弱音部分で間延びしている印象でした。彼の音には個人的にあまり魅力を感じないのでルバートしすぎるとつまらなくなるなといつも思います。(こんなこと書くと世のヨーヨーマファンに怒られますね、ちなみに彼のデビューした頃、フルニエのゴフリラーを使っていた時代はとても好きな音でしたが。)

で、三宅はどうする? 結局は自分の感じることを突き詰めていくしか道はないのです。ただ膨大な量のCDを聴いたり、楽譜を眺めていたりしているうちに、今までなんだかピンとこなかったドン・キホーテのテキスト自体がなんだかすこし飲み込めた気がします。彼の勘違いの行動は、傍から見ていて全く的外れで危うく、意味のないことばかりに映りますが、彼はあのような行動を通して自分の存在意義を探しているのではないかというように感じ始めました。今風にいう自分探しというとちょっと軽いですけれど、そうなるとけして他人事ではなくなってきます、古ぼけた昔の本の話ではないのです。 そもそもこんな僕のチェロ人生だって、他者から見たら、無謀に風車に戦いを挑んでいるようなものかもしれません。

なんだかまじめな話になってしまいました。明後日には台湾です、残された時間をあがきます。

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「音楽」カテゴリの記事

コメント

台湾デビューおめでとうございます。
時間のない中でも、臆することなく、前向きな思考で挑んでいく三宅さんの生き方に勇気をもらえます。

私も楽器に携わっておりますが、あまり上手ではなく、苦しみばかりです。
が、楽器を通して、多少なりとも自分の成長を促すことができることを幸せと、感謝できるようになりました。
でも、感謝だけじゃなく、勇気を持って前に進まなきゃ。。。

台湾に聴きに行きたいけど・・
残念ながら無理です・・
行けたら本物の追っかけ!?
う~ん、聴きたい!!!

ご成功、お祈り申し上げます。

楽器を弾くことは確かに大変だけれど、得るものも大きいですよ。もちろん僕もさんざん苦い思いをしています。今回のドン・キホーテはなにか特別な思いがあります。最後の死んでゆくところはどうやって弾いたらいいんだ。。。。

お忙しいところ、お返しいただいて感激です。
どんな形にせよ、人の死に関わることは、大きな影響を受けます。どう受けるかは、もちろんその人次第なのだとは思いますが。本当に台湾まで行けないのが残念でなりませんが、今後の三宅さんの演奏を聴くのを楽しみにしてます。
なので…コンサート情報よろしくお願いしますね。

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