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本番の服の準備

 僕にとって本番前の服の用意ほど、苦手なものはないかもしれません。人によっては奥方、あるいは母上に頼む人もいるみたいだけれど、僕はあまりそういうの好きじゃないので、自分でタイやらカマーベルトやら詰め込むわけです。桐朋の学生時代に、いまや売れっ子指揮者の某が楽屋で、「あーっ!!うちのおふくろの奴、ワイシャツを入れ忘れやがって!」 とか喚いているのを横でみて,ああはなりたくないなと思ったものです。(もしかすると、僕があまり他人を信じていないのかもしれませんが。。。)

 さて、たかだか服を詰め込むのが、どうして苦手かというと、持って行くものが多すぎるのです。ただでさえ楽器や弓、松ヤニ、楽譜、と持っていくものが多いのに、本番の服はその種類によってそろえるものが違うのが面倒です。たとえば蝶ネクタイひとつとっても、燕尾服のときは黒蝶タイ、タキシードのときは白蝶タイ。このふたつは本番で間違えて持っていったり、あるいは最初からまったく持っていかなかったことは数知れません。あるときはオケのほかのメンバーにスペアを貸してもらったり、ホールのそばの貸衣装やに行ったり、器用な友人が紙ナプキンを加工して作って(!)くれたり、地方でデパートに白の蝶ネクタイを買いに行ったら「蝶ネクタイは黒と決まっております。」と説教されたり、毎回いろいろなことがあり、コンサートを乗り切っております。

 あと、準備で案外大変なのは黒靴下。それのどこが?? 黒靴下もしょっちゅう忘れてコンビニで買うので、膨大な量があり、その中から右と左、同じものを探し当てるのが一苦労。たまの休みに、床一面に黒靴下を並べて、トランプの七並べかなにかみたいに同じものを血眼でさがしていく姿は、世間のみなさんが思っているチェリスト、音楽家、芸術家=セレブ、高級、ハイソ、生活観がない、といった幻想を完全に打ちくだくものであると確信します!!

 実はいま、僕はこの黒靴下問題について抜本的な打開案を胸に秘めているのですよ。これが実現されれば、僕の黒靴下に関する悩みは一発解消なんですが。。。。。その案ですか? すべての黒靴下を同じメーカー、同じ商品で統一して、10足くらい買い込めば、あとは任意に抽出した2つでかならず右左そろった正しい1足になるわけ!! どうです?このコペルニクス的発想の転換!! ところがなかなか実現に至らないのです。 だって今までの靴下をどうするんだ、もったいないよー。

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