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ちょっとお休みモード

 昨日の神奈川フィルの定期、くたびれました。音楽的にもかなり渋い内容。シュナイトさんの音楽監督として最後の定期だけにひとつひとつの音にこだわった厳しい練習でした。 ただ先週に続いての本番だけに、彼自身もすこし疲れていて、振っていて少し手が遅くなってくるときがあるのです。 僕らはそれを察知して、テンポを少し指揮より早く弾いて、彼自身の心になっている音楽に近づけるような努力がいるのです。

 つまり彼の手が、彼の音楽と合致しているか読みながら弾くわけです。しかもオーケストラのほかのパートにもその信号を送りながら演奏していくわけでこりゃしんどい。 しかもこっちの好意にもかかわらず演奏中に突然ぶちきれて

 『俺の指揮を見ろ!』 とか 『ソロチェリストならもっと俺に反応しろ!』とか、練習中ならまだしも本番中でも声をだしてわめくので、参っちゃいますよ。 怒鳴られたときに黙って硬直してなにも反応しないともっとひどいことが起きますので、僕の場合はすぐに明解に反応しますよ、それももうめんどくさいから日本語で

 『ごめん、ごめん、俺が悪いや、大丈夫、大丈夫、気をつけるから!』 なんてテキトウに言うと一応その場はなんだか収まります。

 今回のヴィオラ客演首席の須田ちゃん(東フィル首席)なんか実のうまい職人芸でテンポをうまく運んでいるのに、気に食わないと突如本気でののしってきますからいやはや大変です。僕みたいにテキトウに返事しちゃえばいいんだけれど、まあそんなことする人はあんまりいません。

 ここまで書くと、じゃあシュナイトはよくないのか?って話になりますが、正直いって、カラダが元気で気持ちが入ったときのブラームスはすごいと思います。先週の交響曲第1番の初日の練習なんて感動的な音楽でした。もちろん本番もよかったのですが、練習三日もやると、彼の年齢だとさすがにちょっと疲れがたまっちゃうみたいです。

 5月にあと1回、シューマンの交響曲第4番のコンサートがありますので、どんな感じのコンサートになるか楽しみです。シューマンについて彼みたいなドイツ人がどう考えているのか興味がとてもあります。

 昨日、一番いいなと思ったのは本番前のプレコンサート。 バッハの二台のヴァイオリンのための協奏曲を四人で弾いたのですが、石田氏と僕以外のふたりがまだ20代の団員さん。ヴァイオリンの鈴木くん、ヴィオラの高野さん共に堂々とした演奏で一緒に弾いていて嬉しくなりました。今の若い人は素晴らしいですよ!

 今日は例の檜の本棚を取り付けに大工さんが来る予定だったのですが、この大雨で延期になりました。ひさしぶりにのんびりとのびております。。。

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コメント

三宅さん、そんなに頑張られたのですね。
演奏の途中ではのびないで〜、その力の抜き加減、誰もが見習いたいなぁ、それが出来たらなぁと思われたことと想像しています。

のんびりは、そのあとのびのび↑ですよ。
たぶん、ご無理だったのでしょうけれど。

AOKIさん

本番中にのびたら、もう仕事来ないす!
来週からは同級生の指揮者沼尻氏のタクトの下、トゥーランドッドです。こりゃまた大変。。

金曜日(プラスプローべ3日間)はお疲れ様でございました。
ヴァイオリンソロが入ったところでいきなり「Takt!Takt!Takt!」の3連コールには見て(聴いて)いるほうもびっくりでした(神奈川フィルの当方の会員席はP席最前列しかもど真ん中の、指揮者とは真対面なんです)。ワタシの母がシュナイトさんと同い年のひつじ干支なんですが(シュナイトさんはひつじ年なんですね)、ぼけてるわけではないのですが、今状況からどこか状況にフラッシュバックしたような言動が時折あったりするものですから、あのときにはシュナイトさんも、ここは本番ではなくリハーサル状況にとんでしまっていたのかとも一瞬思ったくらいです。

ソロコンマス氏は眉ひとつ動かさず涼やかな顔つきでソロし続けていましたが、小心モノなら弓でも落っこどしそうな「迫」でした(もちろんプロの方ならそんなこともないでしょうが)。
確かに途中振りのテンポが落ちる場面でも、オケの方々は、三宅様のように「シュナイトさんのホントのところを慮って」テンポを保っていらしたようですが、一方合唱の方は、必死にシュナイトさんの手の動きにあわせようとしていらした方もいらっしゃったようです(結果、オケと合唱がばらばらになってしまっていたところもあったわけですね)。
ワタシの目の前の男声最後列、「光って」いらっしゃるご年配の方たちは、それこそシュナイトさんの真対面に立たれていることもあってか、それはそれは涙ぐましい努力でしたが、徐々にゆっくリズムになっていってはさすがに声が続かず、最後はやや口パク気味になってしまった方も・・・。

シュナイトさんのテンポはそれでなくても特徴的ですが、ワタシは時折、チェリビダッケとシュナイトさんのそれぞれの特徴的といえる部分に(テンポ以外のところでも)、ときに相似しているところがあるなと感じることがあります。
もっともチェリのナマはとうとう聴けずじまいで、公認の海賊版や亡くなって以後息子さんがつくった財団の資金稼ぎのため(?)にCD化された音源いまいちのナマ録CDだけが頼りですので、たぶんに本質的なところはとらえ切れていないと思うのですが、ブラームス(特にチェリの手兵ミュンヘン以外で振ったLSOでのときのもの)や、先年シュナイトさんが神奈川フィルの定期で取り上げたヒンデミット(画家マティス)など、シュナイトさんの演奏を聴きながらどこかワタシの中のチェリイメージを彷彿とさせるようなところが時に感じれることがあります。あのヒンデミットのときは、曲が終わり、シュナイトさんがタクトを下ろし、目を閉じて、おもむろに手を胸に当て、静かに「祈り」をささげているような最後でした。演奏自体も清澄厳かでしたが、スポットライトにシュナイトさんの姿だけが浮かび上がり、そのまま「昇って」いってしまうのではないかとさえ思ったものです。(それでなくともあのときはシュナイトさんもかなり体調がよくなかったようで、げっそりと今の7割くらいの恰幅しかなかったこともあり、心底心配したものです)。あのときは三宅様は降り番でしたっけ・・ときき始めたところで、三宅様は山本様が降り番のときのゲストなんだということを思い出しました。失礼いたしました。
それにしても、チェリのように、高名な同業者を「じゃがいも」呼ばわりしないぶん、シュナイトさんのほうがオトナかもしれませんね。

で、チェリも60歳近くになって愛息子をもった方なのですが、5月のシュナイトさんの音楽堂のソロピアニスト、息子さんのダニエルさんもまだ20台ということですから、こんなところにも相似が?
来シーズンはマイフェボライト会員に格落ちなので前半、秋までは「降り番」にしたのですが、5月のシュナイトさんは、あの坂上って、拝聴しにゆこうと思っております。ちょうど某国営放送の交響楽団の定期とバッティング、しかも尾高さんのエルガー2番と、R.
コーエン氏を迎えてのエルガーチェロコンなので、迷ったのですが、某国営放送の交響楽団の定期は2連日、前日の同プログラムの日に振り替えできるというので、これはありがたいシステムですね。神奈川フィルも2日催行で定期を行えるくらいになれば、それによってさらに会員も増えるというシナジー効果もあると思うのですが、P席から見渡せる会場の埋まり具合からすると、まだまだでしょう。
ところで三宅様はエルガーのチェロコンチェルトはレパートリーにされているのでしょうか?
また字数いっちゃいました。すみません。ついつい字数オーバーしてしまうビンボーライターでした。
PS.本屋さんのカウンターで「この本ください」は決してワルイことではないのです。当方も急ぎ調達しなければならない資料などのときはそれこそあらかじめ本屋さんに電話して「おとりおき」してもらうくらいです。ワタシとしては、そんなスピーディな効率社会にあっても、ときに本屋さんでゆっくり本を手にとりながら、その時間を愉しんで、そして思わぬ本との出逢いがあることを密かな喜びにしてくださるような読者もいらっしゃるということを、それこそ思わぬところであらためて認識できたことがうれしかっただけですから・・・。

 

 hmさん

そっかぁ、やっぱりあのTakt!って言ってたのお客さんに聞こえますよね。本当にあんなことはリハーサル中でもするべきじゃないです。今回はテノールのソリストが徹底的に注意されて、僕は本番で歌えなくなったらどうするんだ?と心配しました。わが国にもT山氏というこわいので有名な指揮者がおりますがその比ではないですね。

チェリビダッケとの相似はおもしろい観点ですね。僕も残念ながら彼の指揮で生で弾いたことがないので、なんとも言えませんが、存在自体の濃さは両者ともスゴイものがあります。 シュナイトの偏見もちょっと目に余るものがあり、某上野の音楽学校が大嫌いで、練習中はその悪口が多いです。

なんだか暴露しすぎてるかな!ちょっと心配になってきたぞ。。

ちなみに「画家マチス」わたし、弾いておりました。ちぇろやすも書いていましたが、確かに彼の音楽の祈りの部分はとても特徴的だと思います。ドイツ人のキリスト教との関わりを思わされます。

ロバート・コーエンのエルガーは僕も聴きに行こうかなと思っています。O高さんはシュナイトとは違って温厚ですが、練習の厳しさ、ねっちこさ?はいい勝負です。昨年、新日フィルの客演首席で弾いたときにひさしぶりにお会いして、変にいじられました。
『三宅さん、このオケではこの部分はどういうボーイング?』
僕が新日フィルじゃないって知っているのにわざとそういうことみんなの前で言ってくるんですよ。 イジメととるか、親愛の情を表しているととるか、、、うーんわからない。
チェロ協奏曲は一度弾きたいと思っていますが機会に恵まれません。。


昨年の春頃のシュナイトさんの5連ちゃんのコンサートのリハーサルでは怒鳴る以上のものがありました。神奈川フィル以外のオケで個人攻撃をあまりにされて体調を崩した団員が複数出てからもう神奈川フィルしか振らなくなってしましました。確かに自分が怒鳴られる事ももちろんですが、人が怒鳴られたり罵詈雑言を浴びせられるのを聞く事ほど嫌な事はありませんね。僕はそれでパニック障害を再発し、再び病院通いになりましたから。6年かかってようやく病状も収まって来たのに、振り出しに戻った事がとても辛かったです。
hmさんの言うジャガイモ呼ばわり以上の事を我々言われていますからね。ドイツ語がわかる人は結構いますしね。
ちょっと前までは本当に素晴らしい指揮者だと思っていただけにこんな事で評価を下げてしまう事がとてももったいなく思います。残念ですね。
それと、僕はいくら薬を飲んでもダメだとはいえ、三宅さんにその役を押し付けてしまい、申し訳なく思っています。いつも有り難うございます。


 ちぇろやすさん

いいってことよ! たしかに人に罵詈雑言を浴びせているのを横で聞くのは嫌だけれどね! 元気に前向きにいきましょう!

お疲れ様でした~
大変でしたね。。。
色々あるんですね・・・

三宅さんのチェロはいつも元気一杯。
三宅さんの笑顔もチェロの一部。
ちょっと元気頂けました。

こちら、東京湾岸。

ただいま、
ビルの陰に日没、確認しました!!

よい眺めに、よい言葉を思い出しました!!。

‥強くなければ、生きていけない。
優しくなければ、‥‥。

みなさん、ほどほどにいきましょう。
こんな感じですね。

「じゃがいも」呼ばわりされたんなら、「なにを!このどてかぼちゃが!」くらいのこと、Kベ~ムおじさんも言ってたらよかったのかもしれませんが、となると、Kクライバーお兄さんがトスカニーニ爺に憑依して「まあまあ、チェリさんよ・・・」なんてお手紙をしたためたという歴史的エピソードもなかったわけですが。
そういえば、三宅様はどこかカルロスお兄さんのイメージに重なるところがあるような? といっても、ヘルベルトKに「アイツは冷蔵庫がカラになるまで仕事をしない」といわれたカルロスお兄さんより、ずっと仕事熱心ですよね。
今日はお彼岸の入りです。いろいろ人間関係もフクザツな巨匠界の皆様がたも、何はともあれ今日あたりは、仲良く下界に降りてきているかもしれません。陽の色はすっかり新色パステルの1日でした。

tamirinさん

ホントいろいろありますよ、でもそれはどこの世界でも、、ね?
最後は人と人、ですか。月並みですが。


チョコさん

うん、元気なのは良いことでしょ?僕のチェロを聴いて元気になれるなんて、これほど嬉しいことはないですよ。そんなに笑っている自覚はないのですが、感情が顔にでるらしいですね、どうやら。


Aokiさん


夕陽を眺めているなんていいなぁ。昨年コンサートをやった逗子のアリスヴィラリゾートのバルコニーから眺めて以来、そんな贅沢はしていません。 
フィリップ・マロウ? 町田義人? 


hmさん

今日の指揮は同級生の沼尻くんでしたが、なんだかいい味出してきて僕はちょっとハッとさせられました。あいつんところにも誰か降りてきたのかな?
僕が仕事をして一番ビックリ&感動した指揮者はノイマンです。なんにも言わないのにみるみるオケがチェコフィルの音になっちまう。。フルネは逆にしつこい&おっかない。。ヤマカズも楽しかったな。みんなあちらの世界の住人です。


時を二つ遡り〜、ここにいます。

‥ハウツー本です。
「男は強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない。」
ハードボイルド小説で、レイモンド・チャンドラーがそう語っている、とありました。
男の人が好きそうな言葉です。

わたしは、寛容な心とか、相手の身になって、とか。好きです。

こちらは、三宅さん同様、言葉で伝える心を大切に思われる方々がいらしているのだなぁと感じます。
そもそも、音楽家の三宅先生であっても、すべての日々の営みが音楽の為って訳ではナイですよね―って思いながら〜。

そうそう、きのうは、得意なぴあでも繋がった02分で、売り切れてました。こりゃ、また、すごいでしょ。
次も、予定に入れてみよう。ガッツ。

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