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パチン!

昨日は神奈川フィルのコンサート。音楽監督シュナイト氏の任期がもうすぐ終わることもあり、会場のミューザ川崎はなんと満員! 久しぶりに大入り袋をもらいました。中身は五円ですけど嬉しいじゃないですか。昔は100円とかの時もありましたが、このご時世じゃぁね。

プログラム前半のブラームス二重協奏曲は華麗で繊細な石田くんと端正で内面的な山本氏の対比がとても良かったと思います。いつも思うけど、人の演奏を聴くのは本当に大事なことです。自分に無いものに気づかされたり、作曲家の違った面が見えてきたり。

シュナイトはこの曲に関してはあまり何も言わず、ふたりのソリストのやりとりを愉しんでいる風情でした。だけどたまに手が止まりそうになったり危ない瞬間も?! チェロの低音のラインがきちんと流れていれば危機は回避されます。緊張感を持って前半無事終了! 石田&山本の両ソリストともブラボー!きっといい酒が飲めたことでしょう。 おっとちぇろやすは下戸でほとんど飲まない人でした。

後半の交響曲1番はシュナイトの紡ぎだす音楽がまさにTHEブラームスという響きで超満員のホールが一体となっている感じでした。前半でソロを弾いてくたびれているはずの石田氏が後半にも現れてコンマスを務める荒業! アメリカでは見かける光景ですが日本では珍しい。

白熱の演奏も第4楽章に入り、あと少しで終わりという時に思いきりフォルテを弾いたら突然『パチン!』 と音がしてなんとまあ僕の楽器のC線という一番太い弦が切れてしまいました。

いったいこんな太いスチール弦をどうやって切るんだろ?なんて思う暇はなく、僕はあと数ページの楽譜を思い浮かべてC線なしでどの程度弾けるか考えました。もちろん演奏しながらですよ。

皆さんオーケストラで弦楽器の誰かが演奏中に弦が切れた場合の対処方法はご存知ですか? バケツリレーよろしく楽器が舞台袖に一番近い奏者まで回されて、その奏者が引っ込んで弦を交換してまた戻ってくるんです。
でも昨日の場合は残りわずかだったので僕はそのまま弾くことにしました。一番後ろのチェロ奏者がたまたま三宅組の組員だったのですが、彼女はもしかして楽器を持って出るのかとドキドキしたと思います。

今日は大阪の岸和田でコンサート。今日のお客さんは感受性が豊かで、こちらも触発されて頑張って弾いたのでした。

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コメント

昨日の川崎ミューザ、聴きに行きました。ちぇろやすさんの気合がオケにも観客にも乗り移ったかのような一体感がある演奏会でした。

ミヤケ様のちゃろやすさんに対する愛情、もとい絆が他のチェロパート全員にも感じられ、特にpの箇所のソリストとの掛け合いが絶妙のバランスでした。普段にこやかなミヤケ様も真剣そのものの表情で全身で弾いていらっしゃって格好良かったです。ソリストアンコールはシュナイトさんへの送別の曲にも感じました。仲良しチェロ同士の握手姿も良かったです。シュナイトさんって茶目っ気あるいいおじいちゃんじゃないですか。

2階席だったせいかC線の件は気づきませんでした。VnやVlaのリレーは見たことありますがチェロリレーは見たことありません。是非見たかったけど目立つから昨日のあの重厚な雰囲気には似つかわしくなかったかも。

神奈フィルを初めて聴きましたが、素晴らしかったです。弦楽器は抑制された重厚感があったし、特に低弦チームの一体感は本当に感動しました。いいオケですね。

演奏会お疲れさまです。
ブラ1良かったです。C線って切れるんですね。三宅さんばっかり見ていたのに気づきませんでした。生の演奏を見る(聴く)とフィンガリングやボーイングの良い勉強になります。

ブラ1が始まって思ったのが、テンポが思ったよりずっとおそいなぁということでした。もっとも自分が演奏しているテンポが速いだけかもしれませんが。ブラ1のフォルテは大きく、強くというより"重く"と教わりましたが、昨日の演奏を聴いて、なるほどとやっとしっくりきました。流石プロは違います。

鳥の歌、とても良かったです(*´v゚*)ゞ

ruokaさん

いい演奏会でしたね!シュナイトは好々爺に見えますね、確かに。。
神奈川フィルの低弦チームがいいとのお言葉、事務局の人が聞いたら大喜びしますね。今、プロオケ界では『新御三家』というのがあって、東響、新日フィル、そして神奈川フィルらしいですよ。


群青さん

すこし参考になったらよかったです。「フォルテはフォルテッシモじゃない!」ってシュナイトはしょっちゅう言ってます。テンポは半端じゃなく遅かったです。あの彼だから許されるテンポでしょうね。

昨日は有り難うございました。
大げさかもしれませんが、僕たち一つの時代の終焉を目の当たりにしているのかもしれませんね。時代は変わってまた戻る。歴史はそれの繰り返しです。昨日のブラームスは両曲共にそんな想いで弾いたり聴いたりしてました。
C 線が切れたんですか?
原因はただ一つだと思います。
それは奏法です。
6月のチェロカルテットまでにその奏法を修正してください。

奏法以外、本当に有り難うございました。
感謝しています。

 ちぇるやすさま

その後各方面にリサーチの結果、どうやらブラームスの交響曲第1番は、チェロのトップの人がよく弦を切る曲らしいということがわかってきました。。低弦、ひいてはオケ全体をまとめていくエネルギーのすごさで、弦くらい切れるさ。。

あれ? もしかしてまだ切ったことないの?? ごめんごめん。

何かヘンだと思ってました。そんなことがあったのですね。
それにしてもC線切らしていながら、いつもながらの大ぶりの御演奏は、むしろ「無い弦を弾いていたから」のアクションと見るべきだったのでしょうか。それにしても、私もチェロのバケツリレーは見たかったです。が、チェロの場合、「足」の長さがそれぞれ皆さんちがうわけですから、受け取った楽器のそこのところの調整などもしなくてはならないのでは? そうなると、態勢整うまでに、他の弦より時間がかかりそうですが、もしそうなってしまったときは、実際そこのところ、どうするのでしょうか?

低弦の響といえば、シュナイトさんのときにはしばしば「コントラバス、もう1本」の編成が多いように思いますが、気のせいでしょうか。4本でいいんじゃなかったけ? とか、ふつうは6本でやってるんじゃない? というところに、もう1本。このもう1本が、かなり効いているように思います。
ずいぶん前ですが、シュナイトさんご自身がオルガンを弾かれるので、だから通奏低音のコントラバスの響きがとりわけ大好き、のような意味のことをおっしゃっていた(母国語でお話されていたので、そういう意味だと思うのですが、程度にとどめておきますが)ことを思い出しました。
神奈川フィルのコントラバスは、他のオケと比べても、結構レベルが高いといえるのではないでしょうか。以前は、黒木岩寿さんという首席の方が、非常に厚みと深みとコクのある音と、音そのもののお人柄でリードされているようにも見えました。昨年秋に黒木さんは退団されてしまわれたようですが、神奈フィルのコントラバス群は、入りのタイミングの難しいところでも、聴く側に「あ、バスがきた!」と意識させずに、「いつの間にか低音の心地よさ」に誘ってくれるような、絶妙の入りをしばしば体験させてくれます。
すみません。チェロのこと褒める前にかなり字数いっちゃいました。
ひところ神奈川フィルのチェロトップの席にはいつも(しばしばというべきでしょうが、たまたま行った時に限って)三宅様がお座りになられていた、ようなので、てっきり三宅様がこのオケのチェロトップだと思っていた、という方もいらっしゃったようですが、山本様もだいぶご快復されていらした模様・・。
新しい季節がようやく訪れてきそうな気配ですね。山本様の降り番のときにでもまた神奈川フィルにいらしてくださるのを楽しみにいたしております。

連日、お疲れさまでした。
大入り袋に、『パチン!』。
どちらにもびっくりしました。
更には〜、
どちらも、いらした方の感動の嵐。
その表現の豊かさにも、圧倒されました。
素晴らしかったのですね。
こちらでの、『なかよしこよし』も、定着されて、
これって、『夕焼け小焼け』に 似てるなぁなんて、しんみり。

そんなリサーチは全く知りませんでした。
奏法が悪いという大変な失礼な発言、申し訳ありませんでした。
三宅さんが次目指す次元は、低弦のみならずオケを引っ張って行くパワーは必要ですが、
弦なんか切らなくてもオーラで導ける様になると素晴らしいかと思います。
そうすると楽ですよ。身体が。
ぜひこの感覚を味わって欲しいであります。

それにしても本当にいつも助けて頂いて有り難うございます。
感謝しています。
明日からもよろしくお願いいたします。

hmさん

すごい詳しい方ですね!ちょっとビックリしました。

C線が切れた後は、ややエアチェロ気味でした。。チェロのバケツリレーのときはエンドピンの長さは調整している場合じゃないでしょうね。それでもちろん弾けますよ。ピアノの椅子の高さと同じです。弾けなくはないですよ。

ブラームスは父がコントラバス奏者だったので低音にはとても意識がある作曲家だと思います。ただし明らかにピアノの左手そのままなので弦楽器的には弾きにくいのですが。。 ドイツのオケはコントラバスが本当によく鳴りますから、少し小柄な日本人奏者の場合はひとり増やしたくらいがバランス的にいいのかもしれません。

神奈川フィルのコントラバスはおっしゃるとおり技術的に高いのはもちろんセンスがいいと思います。元気ハツラツの黒木がんちゃんが退団したあとも、実は米長さんという玄人ウケするすごく上手い首席の方がいるので、相変わらず良いセクションだと思います。

僕にかんして言えば、こうやってあちらこちらの首席の客演をして歩くの生活が10年以上になります。昨年は実は神奈川フィルさんの回数がそれほど多いというわけではなかったのですが、定期などの注目度の高い演奏会への出演が多かったので、そんな印象をもたれたのだと思います。 ちなみに、今日からリハーサルが始まる定期も僕が。。。。


AOKIさん

発想が豊かで天才的で、すごいですね。『仲良しこよし』『夕焼け小焼け』!? 僕とちぇろやすはふざけてるだけです、あくまでも。


ちぇろやすさん

↑にこうやって書いたんだから、よろしくね。昨日、ひさしぶりにポップスチェロのエライ人になったK木に会ったら『なんか、ミヤケさん、弾き方変えました?』って言われてドッキリ。よくいえばソリスティックに悪く言えば、繊細さが失われてる? おっと自分でマジメな話にしちゃったよ、あとはプライベートで話しましょう。


 


「バチン」はきっと、あのシェスタ……白昼夢のゾウさんとカバさんの仕業では。不条理な夢のあとには必ず不条理なことが起こる、というものです(か?)

hmさん

不条理かぁ、芸術のテーマとしてはかなりいいですね!象もカバもこのためだったと思うとちょっとほっとします。なにせ小学生みたいな夢でしたから。

ハプニング?アクシデント?。。。 素人の私には全て含めてliveは最高、勝るものなしかなぁと。

梅雨入り前だといいのですが。。。 違ったら、晴れ男四人衆さんでありますように(笑)
ますます楽しみデス♪

周囲では風邪が流行っていて、その波に乗ってしまったあげく、初のジンマシン(悲) 
三宅サマもご自愛くださいませ

NOVさん

たしかにライブは最高です、間違いなく。。
僕は晴れ男間違いなしです、ゴルフの時は!

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