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ジメジメです・・

 まるでもう梅雨のようないやな湿気! 僕ら弦楽器奏者にはツライ季節です。特に1700年代の古い楽器を使っている人はちょっと憂鬱な気分が続きます。 古い楽器はハガレとかでやすいし、さらに原因不明のビビリ音が鳴ったりするんです。家では除湿機をかけて湿度50%に保っているからいいんですが、外に出かけるときは仕方ないですよ。 楽器ケースに除湿のクスリをいれたり、みんな工夫して、秋の来るのを待ちます・・

 さて今日のコンサートですが、なんと会場が杉並公会堂じゃなくてセシオン杉並というホールだったんですよ。あーおそろしい、そんなに離れた会場じゃなかったので問題ありませんでしたが思い込みはコワイですよ。

 今日、林光先生のトークや弾き語りもとてもよかったですが、ヴァイオリンの山田百子さんと小澤さんという若いピアニストが弾いたプーランクのソナタが素晴らしくてビックリしました。プーランクという作曲家の印象が変わるくらいインパクトのある曲&演奏でしたよ。 山田さんが言うにはチェロソナタもかなりいいらしい(恥ずかしながら僕は知らないんです、その曲)ので、近々楽譜を購入しようかと思います。

 

 それにしても、この湿気と雨、いやだなぁ。芝刈りもレインウェア着てやると凹むんですよ。最近のラウンドのスコアは、86、93、103 最初が晴れの日、次が曇り、最後のが雨の日です。 ミヤケがお天気に左右されるのがよく分かりますね。

 明日は三宅組の構成員、川井真由美さんのリサイタルに東京文化に行こうと思っています。せっかくのリサイタルなんだけれど、もしかしたら午後は雷雨かも?晴れてくれればいいんだけれど。

梅雨入りの前に

 エーっと、今日はコラムのつもりです、一応。。

 なんだか雨模様で、そろそろ入梅ですね。もっとも梅雨のイメージとはちょっとちがって昨日は東京西部はザーザー大雨でしたが。 (そんな中、埼玉に芝刈りに出かけて、大たたきしてしょげて帰ってきました。)

 以前ブログにも書いたのですが、僕はチェロも濡れないように80センチという巨大カサを持っています。 皆さんのカサは通常60センチとかだと思いますから、直径にして40センチは違うという大型カサです。チェロなしで持って歩いていると人が振り返るくらい迫力アリます。

 ところが大きい割りにカサの骨とかは通常と同じ太さなので負担がかかるらしく、3本ほど骨がおかしくなってしまいました。 それで、毎日カサを使うシーズンの前にカサの準備をしなきゃなと思い、僕の住む小田急線某駅前の修理やさんに巨大カサを持っていってみました。 このカサを捨てるのは簡単ですが、なんだかもったいないしね。 

 この修理やさんはみなさんの住む街にもきっとあると思いますが、合いカギをつくったり、靴の修理をするお店です。 横文字やカタカナの洒落た感じではなく、前掛けをしたややこわそうなオジサンが1坪ほどの小さい店の中に常駐していて、今まではなんだか行きにくくて利用したことが無かったのです。 この巨大カサも高額なものじゃないし、修理費のほうが高くついたりしたらいやだなと思ったりしてね。

 ところが今回のカサの修理代、値段を聞いてビックリですよ!骨3本直して、なんと315円! 安いじゃないですか! もちろん買うよりずっと安いし、資源も大切にできてエコだし、大満足でした。みなさんも勇気をもって、近所の修理やさんに行ってみましょう?

 とっくに行っている人はサスガです。

 明日は杉並公会堂で 『自由な風の歌』 というコンサートです。出演は作曲家の林 光さん、ヴァイオリンの山田百子さんなど。 僕はファリャの7つのスペイン民謡とカザルスの鳥の歌を弾きます。http://www.labornetjp.org/EventItem/1243461207459staff01

2000円というお値段なのでご興味のある方はドウゾ。

今度はベートーヴェンだ!

毎年続けて今度13回めになる室内楽シリーズ、Chamber Music , Anyone ? の今年のテーマが決まり、ようやくチラシも出来上がりました。2009

 今年のテーマは「ベートーヴェン、その魂の声を聴く」という真剣勝負のタイトルです。 注目&セールスポイントはふたつ。 ひとつは、昨年からリハーサルを重ねてきた僕たちの弦楽三重奏のデビューです。 実は「我輩は猫」ではありませんが、名前はまだないのです。 メンバーはヴァイオリンが東京フィルのコンサートマスターの青木高志氏、ヴィオラがN響の次席奏者の飛澤浩人氏、そしてチェロが不肖ミヤケです。

 この三人は青木くん(あれ、いつもの呼び方だよ。)がウィーン、トビがフランス、僕がアメリカ、と勉強のバックグラウンドが違うのですが、実は桐朋学園時代に遊びでカルテットをやったり、今は亡き江藤俊哉先生の弦楽アンサンブルで一緒に弾いたり、長いお付き合いなのです。

 昨年、N響の本番前で渋谷を歩いていたトビと僕がばったり出会い、彼がなんかやろうと言い出したのがきっかけで次の日にはおおよそプロジェクトが進行し始めていました。仕事の場も本当に大事だけれど、もっと勉強しようよというのが正直な気持ちです。

 

 さてもうひとつの売りは、ベートーヴェンが自身のピアノ協奏曲の第4番を室内楽版になおした曲を演奏することです。この版での演奏は、静岡芸術大学の主催で数年前に古楽器でのコンサートが開かれていますが、モダン現代楽器での日本の演奏はおそらく初めてでしょう。 

 というのもこの楽譜はドイツの音楽学者のキューテン先生がベートヴェンの草稿を苦労してまとめたもので版権をもっているのです。出版もされていないので、静岡芸術大学の先生のご協力のうえで、直接ドイツに連絡をとり、貸していただいた貴重な楽譜なのです。

 もしよろしかったら7月29日に午後7時、東京文化会館小ホールへお越しください。お待ちしております。

 2009_2

ちょっと考えなきゃ

 なんか最近、変なトラックバックやコメントが増えてきて、みなさんに不快な思いをさせているかもしれないですね。 トラックバックはとりあえず承認制にしましたが、コメントもこの様子だと承認制にする日も近いかもなぁ。 

 ブログって、まだまだ発展途上のメディアです。一番発展途上なのはブログに関わる僕たちの意識なんだろうと思います。

 そもそもブログって公開日記だという認識は僕にはありません。日記というのは僕にとってもっとひそやかな内的なものだし、ブログは常に読んでもらうことを前提にしているので、少なくとも僕は完全に分けて考えています。日記にはメッセージは必要ないでしょうし、ブログは読み手に伝えることがないと、面白くないです・

 なんだかマジメに書いてしまった。

 普通の話をしましょう。今日、携帯を替えました!ソニーのS001(ちなみに僕はauユーザーです)という、カメラがとってもいい機種です。 たぶんブログの写真の画質がグッと向上するはずですので明日以降お楽しみに! 

 まだよく使い方がわからんのよ・・・

 

原点かな

 今日は、元音楽業界にいた敏腕マネージャーの個人宅でのホームコンサート。お客さんは満席で25人というミニコンサートですが、今日はとても集中して弾けました。

 少人数のコンサートは、音響はホールのようには楽しめないというデメリットもありますが、大メリットとして演奏者と聴き手の距離が近く、お互いに空間をシェアしている感じが強くしますね。 逆に、たとえばあまりマナーがよくないお客さんの影響をプレーヤーが受けることも?? 

 今日のお客さんは最上級でした。一緒に音楽を創ってくれているような感覚すら覚えました。 楽しかったですよ。

 ここのところの本番つづきで、さすがに身体がガタガタです。一昨日はマッサージの方に来ていただきましたが、いつもより凝りが多くてビックリされました。

 明日は仕事もあったんですがお断りしてコンディションを整え、これ以降に備えます。 さすがにゴルフのクラブも全然握っていないので、明日は軽く練習でも。。とはいいながら、すぐにチェロリパブリカのリハーサルも始まります。6月はバッハの6番を弾くつもりもあるし、チェロもしっかりやらんと。。

 

焼津にて

焼津にて
焼津にて
まだ一昨日の疲れでちょっとアタマがぼーっとしています。 そんな中、今日は静岡の焼津市民文化センターで二胡の姜建華さんのコンサートです。 共演はピアノの安宅薫さんと僕です。 このチームは年に何回かコンサートをしているので楽しく弾けます。ただしアレンジが毎回即興的に変わるので集中力がとても必要デスケド。

焼津市民文化センターまで自宅のドアからドアまで、ちょうど2時間。ETC割引のせいかやや混みぎみでしたが、まずまずいいドライブで、お天気もよく、これでご機嫌な感じでした。

ところがやっぱり僕は疲れてます。久しぶりにやっちゃいました、カフスボタン忘れ。すぐに会館のそばのコンビニに行って主に食品の陳列棚を見てまわりますが、例の金の紐が見当たりません。

草餅の袋を金色のもので留めているのを見つけて、『やった』と思いましたが、よく見ると金色のテープ!これではイカンよ。

レジの店員のお兄さんに聞いてみたら、わりと勘のいい男で『あー、カップケーキとかとめてるやつですね!』 とすぐわかったので、やれやれこれならあるかな?と思ったら『うちでは取り扱いないんですよねぇ』 ぬか喜び・・・

コンビニの中を見て歩いて、今日はラバーゴムでやってみることに決定。 まずまず上手くいきました。

最後のオチは、コンビニからホールに戻ってきたら、楽屋口がロックされていて締め出されちゃった・・・携帯もっていてよかったです。

あとは演奏ダ。(本番10分前 記す)

終了。。

 昨日の夜に一応CD録音終了!みなさんに感謝です。エンジニアの岡田さんとディレクターの明比さんにはとくにお世話になりました。杜のホールのスタッフのみなさんも素晴らしかったし、そうそう、このブログに曲目募集でコメントくださった方にもこころから感謝です。

 今回はただでさえ大変な小曲集なのに、それにバッハの無伴奏1番ゼンブ、そして楽器4本で、というハチャメチャ企画のせいで疲労もなかなかです。 小曲集よりソナタのほうが間違いなく楽です。短い曲はその数分の間にエッセンスがギュット詰まっているので、エネルギーいります。 もちろんソナタとか協奏曲が楽なわけではないすけどね。

 それにしても新型インフルエンザの話題でもちきりです。実はレコーディングをしていた杜のホールは橋本の駅前にあります。

 「あれ・橋本ってなにか最近どっかで見た地名だな」と思ったあなた、大正解!八王子に住んでいる洗足学園の高校生が成田空港から多摩センターまでリムジンバスの乗り、そのあと京王線で向かって横浜線に乗り換えた駅じゃないですか。

 彼女が乗り換えた時間に僕たちホールにいたし、その後外で飲食までしてます。あーあ、こりゃなにかの都合でうつっても不思議はないね。。 というか、東京都内で暮らしている人はすべて感染の可能性あり・・ 

 でも逆にポジティブに考えると、まだ症状的には軽症ですむ今の時期に新型にかかっておけば、体に抗体ができて、ワクチンを打ったみたいなもん? いくらなんでもポジティブ過剰ですね。やはりうがいに手洗い。

うちに大荷物

 僕のレッスン室ですが、いまマグロのようにチェロがゴロゴロとなんと4本!なんで? 実は明日からの録音で4本の楽器を弾き分けようなんて変なことを思いつき、それに乗ってきた業界の人がいたりして、こんなことになってしまったんです・

 順不動で使用楽器を書きますと、

Photo

① Josef  Dall' aglio 1790 マントヴァ 言わずと知れた僕のエースチェロです。音の通りのよさはこの楽器の右にでるものはないでしょう。歴戦の勇者です。いったいどれだけの人にこの音を褒められただろうか。僕のイメージでは往年の名手ジャンドロンのストラディバリに近い音。

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② Giofredo Rinardi 1886 トリノ ソリストが十分使えるど迫力の楽器です。弾き手にも体力を要求してくるチェロです。オールマイティで使える今が旬の名器!僕のイメージではロストロポービッチのサウンド。

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③ MIKIO NAKAMURA 2006 TOKYO  一昨年の弦楽器フェアで人気沸騰した作品。実際につくってほしいという注文がかなり舞い込んだのに、この天才作家は、その後3年間チェロはまったく作っていない・・・ そんな貴重なチェロは僕のもの・・のはずが、生徒さんの一人が愛用している今日この頃。 『このチェロがないと、ダメなんです。』 こんなセリフ言われたら、製作家も楽器も幸せだよ。

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④Carlo Tononi 1730 ヴェネツィア 突然僕の前に現れた超絶名器。音の品格のよさは、スゴイ。モンタニャーナやゴフリラーといったヴェネツィア派のチェロのスーパー名器の系統の音がしてしまう・・でも弾くのがえりゃあシンドイ・・

 この四本をとっかえひっかえしようと目論んでいるんだけれど、とりあえずかさばって部屋が狭くてしかたないし、練習も大変だわ、こりゃ。

 制作年代も場所もまったく違う四本の名器が、どんな音色で録音されるかとても楽しみです。 同時に弾ききれるか、自分の体力も心配・・・

それにしても、やっぱりこの携帯、いかんよ!今日携帯やさんに行ったんだが、僕がほしいと思った機種は在庫がなかった・・どうやら来週いろいろ新機種も出るみたい。どうしたもんだか。

手短に

シュナイトさんは最後の交響曲の途中から座っているのもやっとになり、指揮台から落っこちてしまうのではないか、冷や冷やしながら弾きました。 お客さん総立ちの拍手でした。 ミヤケさんは一路新幹線で福山へ。。 と、遠い。。神経が立っているのであまり寝る事もできず。 午後10時過ぎに福山へ到着して、車で沼隈という街へ。

翌日、師匠の代理でドボルザークの協奏曲のリハーサル。のんびり構えてたら、オケの中に元N響のメンバーが演奏していて、また冷や汗タラタラですよ。師匠、ちゃんと事前に言っておいてくださいよ。 オーボエのHさんとかトロンボーンのMさんとかヴァイオリンのHさんとか大御所ぞろいじゃないですか・沼隈のオケのひとたちは幸せな環境で活動されています。

それでも図々しく気持ちよく弾いて、夜は予定通り名古屋に沈没です。名古屋フィルの首席のO田さん(そのものだね、こりゃ)と和食やさんでいいときを過ごしました。。Sn3e0184_0002 かれこれ27年の付き合いです・・・

それにしてもピントのひどい写真だな、本当に機種変更しなきゃ。某オケの事務局の人に。auのある携帯、すごーくお勧めされました。 iidaはカメラのレンズカバーがないのがちょっと気になると思っていたので、ココロが揺れています。

短い更新でしたが、長いものをたまに書くよりマメに更新するほうが読者がつきやすいとどっかに書いてあったんですよ、ほんとですかね?

ラストシュナイト

 今日は神奈川フィルさんとシュナイトさんの実質おそらく最後のコンサートです。とかいって半年くらい後にピンピン元気いっぱいで現れそうそうな気もしないではないですが。

 オールシューマンプログラムでメインは交響曲の第4番。実はシュナイトさんの体調があまりよくなく、このコンサートもどうなるのかな?と思われた時期も一瞬あったのですが、おそらく無事開催されるはずです。

 ただなにぶんご高齢で、気持ち、精神力はあっても手が動かないので、テンポが遅くなる傾向があり(仕方ないことです)、実質はコンマスの石田くんをはじめ各楽員が音楽を運ぶしかありません。ところがこれをやりすぎるとシュナイトさん、本番中にもかかわらず怒鳴りだす可能性もあるので、ここらへんのさじ加減がむずかしいです。

 一昨日のリハーサルなど通してオシマイでしたが、なかなかいい曲の流れでした。ただしコワイ部分もかなり。。 

 こういう昔ながらの頑固な職人タイプの指揮者はどんどん姿を消していく今日この頃です。記憶に残る演奏会になりそうです。Sn3e0184

 写真は今日の会場の神奈川県立音楽堂。古いけれど、音がとても自然で素晴らしいです。そりゃ楽屋が狭いとか、通路が狭いとかいろいろ細かい不満はないではないですが、基本的に弾いていて伝わっているな、と感じる数少ないホールのひとつです。

 それにしても携帯でとったこの写真のピントのひどいこと。。いま機種変更検討中です。僕はauなんですが、写真がきれいで、グローバル携帯で、しかも韓国でも使えて、ブルートゥースもあり、かっこよく、などと条件を羅列していくと、iida とかいう高い機種に限りなく近づいていきます。。 うーん、どうしたもんだか。

高周波

 昨日だったか、足立区で公園に若いヒトにしか聞こえない高周波を流して、若い人を寄り付かせないという試みがなされているというニュースがありました。

 すごい人権侵害ですよね?びっくりしてしまいます。それに若い人にしか聞こえないというのは勉強不足で、音楽家で聞こえる人はたくさんいると思いますよ。

 僕は駐車場の入り口とかで高周波で頭が痛くなることがよくあります。あと青山のベルコモンズの1階とか、家のガスレンジとか、高い音が聞こえてツライ場所ってけっこうあります。 僕も足立区の公園にはいけないな、たぶん。

 ちなみに音楽家の中では案外ヴァイオリンの人の左耳はそれほど鋭くないみたいです。小さい頃から耳元で高い大きい音をずっと聞き続けてきたので、多少その影響はあるんじゃないかな?もちろん個人差はすごくありますよ。コトバに気をつけなきゃ。。

  毎日バッハを弾いていて思うのは、いったいこの人はどういう耳してたんだろうか・ということです。今われわれがチューニングメーターを使ってやっとあわせているような調律が300年前の人たちは機械なんてなしですごい精度でやっていたと思うとその超人的な能力に圧倒される思いです。 科学技術が進歩して、そのぶん人間の能力が落ちているのかな、たぶん。バッハの無伴奏を弾いているとたまにゾッとします。この人、どれだけ聞こえるんだろうって。

 バッハの曲をチェロで弾く行為は多少の違いはあれ、基本的には300年前の時代と同じことをやっているわけです。その当時の人のような音に対する感覚をすこしでも持ちたいものです。 そもそも今の社会は音の情報量が多すぎます。特に日本は喫茶店でも飲み屋でも駅でも音の洪水。。 なんとか変えたい状況です。

昨日

 なぜか、昨日はブログのアクセス数が多い日でした。。 なんでかな? 

 あまり宣伝しているわけでなし、トラックバックなんてもってのほか。こそこそ書いているだけなのにねぇ。 それでもいろいろな人に『読んでいます』といわれると本気で冷や汗が流れます。 あまり推敲とかしないで垂れ流しの文章。こんなものを人さまが本当に読んでいいのだろうか? これでも文章には敬意を払いたいという気持ちくらい持ち合わせているのです。

 このブログが僕の考えていることのすべてだと思われるのが一番困るかな。もっとも僕には幸いチェロという表現手段があるので、本当に助かります。 演奏は間違いなくその人のすべてがさらけだされる、おそろしいことだよ!しかもそれをお客さんの前や録音マイクの前で平気でやろうってんだから、ボクたち音楽家の神経も相当なものです。 強いといえば聞こえはいいけれど、ちょっとおかしいといえばおかしい、普通の人なら耐えられないよなぁ。

 なにをぼやいているのか、このオトコ。 練習する曲が多すぎて神経が疲れています。小曲10曲、バッハ無伴奏1番と6番、ドボルザークの協奏曲、池辺晋一郎さんのチェロ2本の曲、ドレーヌという人のチェロ3本の曲。

 なんかスケジュール 立て込んできたぞ。今週土曜日、神奈川フィルのシュナイト本番終わり次第、県立音楽堂からみなとみらいホールに行って横浜国大のオケの本番の様子をチラット見てすぐに新幹線に乗って福山へ。翌日ドボルザークの合わせをやって東京へ戻る・・つもりだったけれど途中名古屋で沈没してチェロの先輩のOちゃんと一献傾け、翌日東京で録音仕事や、テレビの収録(例の『ミューズの晩餐』という番組です)。 水木と杜のホールで録音。土曜日、二胡のジャンさんのコンサート、場所忘れちゃったけれどたしか静岡日帰り。日曜日は東京郊外の個人のお宅でプライベートのリサイタル。 

 なんという無秩序なスケジュール。忙しいのに名古屋で沈没とかしてるからいけないんだが、これも僕にとってはココロの平安を保つ方法なんですよ。The_strad_apr

写真は「ストラドマガジン」という弦楽器の専門誌に、知り合いのヴィオラ弾きで発明キチガイの面白いオジサンの考案した製品が紹介されたというので、一応敬意を表して掲載。 このヒトは発明のためには自らを平気で痛めつけます。 以前、メトロノームと低周波治療器を組み合わせて、発明を試みて僕に試作品をみせてくれたことがあります。 メトロノームが鳴るたびに低周波が流れて、それにつながっている彼の指がビヨーンと伸びて、僕はただただ爆笑したのでした。 「リズム感の悪い子にカラダで覚えさせる」とかアブナイこと言ってたけれど、絶対商品化は無理。。

一応トライしてみよう

 Sn3e0182

写真はご存知、チェロの弓です、ハイみなさん正解です・ まんなかになんだかゴム状のものがついているでしょ? 本当にゴムなんです。けっこうこれをつけているプレーヤーいるんですが、僕はなんだか抵抗があり、音も悪くなる気がして今まで使ったことがありませんでした。 

 これは主に弓のスティックの保護のためなんですが、昨日ちょっと発見。 毛替えにいつもお世話になっているKさんの工房にいったんです。彼の腕前はまさにナンバーワンで、毛の質と共に国内では他の追随を許さないクオリィティです。 最近は評判を聞きつけて来日中の演奏家も彼のもとにやってきます。

 いま一番懇意にしているのは中国系チェリストのJですが、昨日は今来日中のLが来たんですって。。 それでLも彼の技術に驚嘆して帰っていったのですが、KさんがJとLの共通点について彼の考えを話してくれました。

 それが、この写真のゴムだったんですが、彼らがこれを使う理由が弓の保護というよりバランスをとるためだという話にとてもピンときたのです。とくに僕のつかっているTという名弓はバランスが弓先にあるので若干操作性が改善の余地があるなと以前から思っていたのですが、コレダ! さっそく装着してみたら、なかなかよさそうです。

 さてさて明日からは神奈川フィルさんのリハーサルです。シュナイトさんの事実上おそらく最後の日本でのコンサートになるだろうという土曜日の内容は、オールシューマンプログラム。交響曲の第4番は大好きだけれど実は弾いたことがない曲。ちょっと緊張してます。2楽章においしいけれどオーボエと合わないメロディーがあるんだよねぇ・・

 それにしても今日はは頭文字が多い日です。KとかJとかLとかTとか。全問正解者には抽選で豪華賞品を・・・・あげないあげない。。

バタバタ書きます

 今日も午後3時から『愛の白夜』の本番ですよ。 オペラは基本的に一度公演が始まってしまうと本番のみ、練習なしなので楽といえば楽ですが、緊張もします。

 今回の指揮の大友さんはなかなか慎重な人ですから、当初は実は今日もゲネプロ(会場練習)が予定されていたのですが、前回の公演の成功もあって、今日はぶっつけ本番になりました。

 一昨日本番で昨日は一日オフだったんですが、なんだか忙しかったなぁ。チェロの練習(小曲、協奏曲、オケの譜読み)、レッスンのほか、読書、皿洗い(僕のけっこう好きな家事です)、ゴルフの練習、なんだかやたらに来た宅急便と郵便の対応、CD録音用に大量の楽譜のコピー、夜はちょっと知人宅へ。バタバタ、お得意のパターンです。

 さてさて神奈川県民ホールへ出発だ! 日本でインフルエンザが発症しちまったけれど、こういう公演に影響がないといいなぁ。「しちまった」 、しまった、隠れ忌野ファンがバレちゃうぜ。。

買っちゃたよ

 GWはみなさん、いかがお過ごしでしょうか? ディズニーランドとか行った方もいるのかな? 観光地のアトラクションを終わったあとで出口に行くと、自分の写真が飾られていることがあるじゃないですか。ディズニーだとスプラッシュマウンテンとか、絶叫している顔が写真に映っているのが、モニターに出ていて、これは恥ずかしいな、いったいだれがこういう写真を買うのかなとずっと思っていました。

 ところが、ゴールデンウィークに行った富岡カントリーで、ラウンド終了後にクラブハウスに戻ると、な、なんと僕のラウンド中の写真が飾られているじゃないですか!しかも通常、ディズニーとかだとモニターに写っているのに、ここのゴルフ場はもう現像されて紙製ではありますけれど、もう額に入っているんですよ、これは買わないわけにはいかないでしょう。もし買わないと廃棄処分ですよ!いやいや上手い商売です。1500円払ってしまいました・・・・・

 2

 この写真のすごいところは右側の写真で、ちゃんとボールが画面にはいっているところです。それにしても真剣なまなざしで笑っちゃいます。1番ホールはまだ始まったばかりで集中しているんですね。終わりのほうはこうは行きませんよ。。。

雨の日のリハーサル

雨の日のリハーサル
携帯からの更新で字が小さいことをまずはお詫びしまーす。あとで家のPCから修正しときます。

昨日から神奈川県民ホールでオペラ『愛の白夜』の会場リハーサルが始まりました。ここのところゆったり家で過ごしていた後にオケピ生活はしんどいかも?と思って現場に来たら案外大丈夫。チェリストミヤケ、ココロもカラダもいたって健康です。

ただ、この梅雨のはしりみたいな今日の雨は勤労意欲に水をさします。。 MINTIAが大量に必要でしょう。昨日も一度に20粒くらい出して食べる準備をしてたら皆笑ってました。変だよ、アイツ。

そもそも今朝、真鶴まで行ってホールで練習したりしたからちょっと疲れてんだよなぁ。とてもいい練習にはなったけど。

といったわけでただいま17時20分。18時から通し稽古なんでボチボチ行かなきゃ。

勉強中です。

 今月後半のホール録音にむけて日々練習中のミヤケではありますが、自分でさらうのにも疲れて、いろいろな人のCDを聴きはじめました。いろいろな選曲や演奏、録音、本当に多種多彩で、普段あまりチェロの録音物は聴かないのでとっても面白いです。

 僕がやっぱりスゴイ!と思ってしまうのはシュタルケル先生とフルニエの小品集です。音楽の運びや響きのコントロールが王道です。レベルが違うなぁ。。

 イッサーリスやヨーヨーマももちろんいいですし、邦人のも面白いです。ちぇろやすこと山本裕康のバッハ全集はまさに力作ですし、堤先生の『シャコンヌ』の音の集中力はハッとさせられます。少し古い録音ですが上村昇さんの「NO TITLE」という名の小品集など、とても良いです。木越先生の弦楽アンサンブルをバックにしたアルバムは内容がとっても豊かで参考になります。

 自分があまりぴんと来なかったのが、有名チェリストPです。すごくピッチとかきれいだし、意欲も素晴らしいんだけれど、彼自身の音楽が僕にはあまり響いてきません。すごく焦って聞こえてしまいます。 ここまで来ると趣味の問題ですね、批判するのは簡単です。僕もがんばらなきゃ。。

 ちなみに批評の対象外のものも我が家のCDコレクションに数枚所蔵されていました。そこまでしてCDださなくても・・・ あっ?僕のCD? 

 

 話は変わりますが、この『チェリストの孤独』をパソコンではなくて携帯で読んでいる方、けっこういらっしゃるらしいですね。僕もさっき初めて自分のブログをauの携帯で見てみました。 携帯で読むと一度に読める字数も限りがありますね。 これから少し意識して簡潔な?文章をより心がけようと思います。 

 更新はこれからも2日から3日に一度のペースは守ろうと思っています。コメントもどんどんください。ただし、本当にすこし音楽に集中したいので、コメントへのお返事をすこしサボらせてもらうかもしれませんのでよろしくお願いします。おおなんというワガママ!

 もちろんコメントや直接いただくメールはかならず目を通していますし、いろいろなことを学ばせてもらっていますが、優先順位の問題で、すべてにお返事していると、ちょっとチェロや芝刈りに(??)支障が。。 ちぇろやすみたいに書く意欲がメラメラとたぎっている人はいくらでも文章書けますが、僕のようなぐうたら人間は『コメントの返事書かなきゃ』というのが、すこしプレッシャーになることがあるんです。。。

 楽させてください・・かわりにいいチェロ弾いて、更新もしますから。

記念日

 3日は憲法記念日です。これは小学生でも知ってますね。ところが僕にとっては違った意味で忘れられない日なんです。以前HP時代に書いたと思いますが今一度新たな気持ちで書こうと思います。

 話は25年以上前にさかのぼります。 えっ?この読者の中には生まれていない人も??やれやれミヤケも年とったもんだわい・・・そうじゃなくて! 

 とにかく可愛い高校生だったんですよ、チェリストミヤケ。小学生の頃からお世話になっていた先生とちょっと関係が悪くなり、チェロをやめてしまいました。 ここらへんの事情はあまり詳しく書くのはルール違反の気がしますし、ほとんど僕が生意気な悪ガキだったせいで起きたんです。

 レッスンにいくのをやめてしまったのですが細々とチェロは家で弾いていました。そんなある日、そんな僕を見かねたOさんというアマチュアのチェロ弾きの女性が僕を当時ドイツから戻られてN響の首席チェロ奏者になられたばかりの木越洋さんのところに連れて行ってくれたのです。

 先生のご自宅でずっと待っていたのですが、ちょうどN響の労組の交渉かなにかで木越さんは約束の時間よりずいぶん遅くなられてヘトヘトになって帰ってこられました。 初対面でなんだか大きいからだで、あまり機嫌もいいようには見受けられず、ウブな高校生の僕は緊張して凍り付いていました。

 『なんか弾いてみなよ』と言われ、たしかラロの協奏曲の第1楽章を無我夢中で弾いたと思います。 なんとか弾き終えると

 『チェロをやるなら桐朋においでよ、習いたい先生がいたら誰でも紹介してあげるよ』 と言われました。

 そんなこと言われたって、それまで僕は芸大系の先生についており、音楽大学にすすむとしても進学先は東京芸大以外考えたこともありませんでした。 すごく魅力的なお話でしたが、経済的にも国立の芸大にくらべて私立の桐朋はとても学費が高いに決まっていますし、受験までの間のレッスン料も高いに違いない・・と思うと、ありがたい話なのに、親に桐朋のことを相談することを考えただけで気持ちが暗く重くなっていました。

 やけになって、出された出前のお寿司を大量に詰め込んだのをよく覚えています、 (もうこのお宅には来ないんだろうな)と思いながら。

 帰宅して両親に相談しましたがすぐに答えも見つからず1週間ほど経ったときに、なんと木越さんから直接我が家に電話が来ました。

 『僕が教えてあげるよ、レッスン料も普通の半額でいいから』 

 それを聞いたときの気持ちは一生忘れることがないと思います。あの時の木越先生の一言がなかったら、僕はたぶんチェリストにはなっていないと思います。 

 初めて先生のお宅に伺ってラロを弾いて、お寿司をやけ食いしたのが5月3日の憲法記念日のことでした。 皆さんご存知のように忘れ物だらけ、イイカゲン人間のミヤケですが、この大事な日のことを忘れたことはありません。毎年ゴールデンウィークは初心に帰って、今このチェロを弾いている幸せと責任を噛みしめます。

 それでそのあと、スーッとスムーズに事が進んだ・・はずもなく、レッスンは奏法を初歩から叩き直され、毎回3時間ほど厳しく仕込まれました。なんとか学校に入った後も学校のレッスン室で毎回大声で怒られていたので、ヴァイオリンやピアノの友人たちが面白がってレッスンをそっと外からのぞいていたくらいです。

 そんな尊敬する怖い先生でしたが、今ではご近所ということもあり遊びにいける関係になりました。僕がせっかく群響の首席になったのにとっとと退団してしまった(若気の至りです)のを見て『あいつは極楽トンボだから』とかおっしゃっているらしいですが、あの先生にはなにを言われてもしょうがないです。 

 今月も自分の弾くドボルザークの協奏曲のリハーサルにいけないので替わりに行ってきてくれとか、けっこう無茶なこと頼まれましたが、ほかの人ならともかく木越先生に言われたことなので喜んでさらっています。

 僕も生徒にキビシイ、といわれ、おなかこわしたとか、ハゲタとか、死にたくなったとか、胃が。。とかいろいろ言われますが、僕としてはあの若いときに受けた恩を次の世代に返しているつもりなんですよ。。。

 ちなみに現在の木越先生のレッスンは、すっかり円くなられて、あんまり怒ったりもしないし、時間もきっちり1時間で終わるらしいですよ。ミヤケは相当手のかかる生徒だったんだろうな。

 

人と人のつながり

 いままでありとあらゆる仕事(いちおうチェロのです)に顔をつっこんできたチェリストミヤケ。定番のオーケストラ、室内楽、ソロ、録音、レッスン、のほかにちょっとやったことあるジャンル、それがミュージカルです。 といっても時間がとられるので実はふたつしかやったことありません。 ひとつは三谷幸喜さんの『オケピ』 そしてもうひとつがバーンスタインの『キャンディード』です。

 今回のオペラ『愛の白夜』に、この「オケピ」と「キャンディード」でそれぞれ、ご一緒だった人がいるんです。『オケピ』で主人公のコンダクターを演じた俳優の白井晃さんが今回は演出でいらしていて、今日ご挨拶しました。実績も知名度もすごい人なのに腰が低くて参っちゃいますよ。リハーサルが終わった後もわざわざ白井さんから挨拶にいらして。。。 

 それにしてもあの『オケピ』は面白かったけれどキツカッタ。。チェロ2本の出番を4人でまわしたのだけれど、それでも僕は60回弾いたもの。しかも三谷さんの作品は長いんですよ、3時間半ですからね。面白いのは面白いんだけれど、今オファーがあったら、、、うーん考えちゃう。。あのときのチェロのメンバー、菊地知也に服部誠、増本麻里という顔ぶれもなかなかでした。

 『キャンディード』で主人公キャンディード中川くんの相手役を務めていた鵜木絵里さんも今回のキャストで見事なコロラトゥーロのソロを聴かせてくれます。彼女もまた腰は低いし、いやみがなくてすばらしい人柄です。歌い手さんってぶっちゃけなかなかキツイかんじの人が多いのに、彼女はなんだかのんびりキャラでそれでも、あれだけうまきゃツッパル必要ないざんす・・

 さてさて今日からゴールデンウィーク。お疲れの皆さんはゆっくりお休みいただき、そうでない方はそれなりに活動して、いずれにしてもいい時間にしてくださいね。 当「チェリストの孤独」、連休中も細々と更新の予定です・・たぶん

落ち着いていくしかないね

横浜の高校生が、もしかしたら新型インフルエンザ? ビックリしましたね。さすが日本の水際対策はバッチリだなんて思ったらダメですよ。29日の羽田とか関空に到着した便の乗客1万人に関しては「人手が足りなかった」という理由でチェックなしで通過させて、その人たちの連絡先さえ聞いていないんですよ。舛添さん、横浜市長とモメテル場合じゃないです。

インフルエンザにならないように気をつけるのは大事なことですけど、必要以上にパニックになるのはどうなんだろ? チェリストミヤケとしてはGW中に行くつもりの芝刈りは予定どおりに!

おっともうリハーサルが始まるぞ。

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