フォト
2014年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 2009年9月 | トップページ | 2009年11月 »

国境

 昨日、一昨日と神奈川県内で「ショパンの手紙」の公演が続きました。初日は橋本の杜のホール、CDを録音した場所です。 もうあれから半年たったかぁ。僕たちが録音しているとき、国内で初の新型インフルエンザの患者さんが成田空港経由で、橋本駅前を通ったといって大騒ぎでした。いまや一週間で100万人の患者さんが発生しているらしいですね。半年前は政権も麻生だったしね、ほんの数ヶ月でわりと変わったなぁ。

 昨日、ショパンのチェロソナタを弾きながら、「ショパンは一生に50回ほどしか公開演奏をしなかったんだよなぁ。」ってなんとなく思っていました。 祖国ポーランドに帰ることなく亡くなり、心臓だけがポーランドに戻ったショパン。 あのチェロのカザルスもフランコ独裁政権に反対して祖国を離れ、1946年以降世界中からの演奏のオファーのほとんどを断り、カザルスの死後にようやくフランコ政権が倒れて、スペインへカザルスの遺体が戻りました。

 国の境、国境というものがどれほどたくさんの人の一生に大きな影響を与えているんでしょうね。 日本では目に見える国境線がありません。これはある意味幸せなんでしょうけれど、ピアノのチェいわく「日本人はココロの中に見えない国境線がある」。日本で働くたくさんの外国人の人はおそらくそれを実感しているでしょう。

 マスコミの報道も変です。犯罪もいかにも外国人が多く起こしているように報道していますが、その件数はもちろん日本人のほうが多く、犯罪率も変わりません。僕が読んでいた死刑制度の本にも、少年犯罪や凶悪犯罪は減少傾向なのに、ここに暮らしているぼくたちの不安感は増すばかりで、これは報道のやりかたのせいだと書いてありました。たしかにそうかもしれません。マスコミがこの国の方向をコントロールしている部分があるかもしれません。民主党政権になったのも彼らの筋書き?と勘繰りたくなります・ 

 

 ひさしぶりにマジメに書きましたが、今日はすこしのんびり。科学技術館でおこなわれている「弦楽器フェア」でものぞいてみようかな。

 

10月もあとすこし

 一昨日、仙台で中村紘子さんのデビュー50周年のコンサートがありました。現田さん指揮仙台フィルで、ショパンのピアノ協奏曲をサポートしました。満員のお客さんでしたし、中村紘子さんも熟練の演奏でしたよ。 後半はチャイコフスキーの交響曲第5番。 知らず知らずのうちに弾かされてしまうんですよね、チャイコフスキーは!

 当日のゲネプロに行ったら、なんと僕のいすの上に愛するミンティアが大量に置いてありビックリ!なんと10ケースもあって、リボンで結んでありました。チェロのFさんが僕が愛用者なのを知ってプレゼントしてくれたのです。笑っちゃいましたけれど嬉しかったですよ。前日のリハーサルにミンティアがなくて、困っていたので憐れんで?下さったのです。(完全に中毒です・・)

 ヴィオラのUさんもちょっと高級感のあるミントをくれました。いただいたのを早速食べようとしたら、ケースの開け方を間違えて、あたり一面にミントを撒き散らしました。あーあー、世話の焼けるやつ。僕ってこんなボケキャラだったけ?Sn3j0117  みなさん、うなずき過ぎです!

 そんなわけでチェロの席のあたりでにぎやかにしていたら、ヴィオラのゲスト首席の日フィルのGさんやら、ゲストコンマスの東フィルのAくんがナンダナンダと寄ってきました。そうそう一昨日は仙台フィルだけれど、僕も含めて弦の首席がゲストが多かったので、いい意味でも悪い意味でも普段の仙台フィルとはなんだか違う響きがしました。メンバーの人は弾きにくかったかもなぁ。

 仙台フィルは指揮にたいして、タイミングが遅めなのが特徴です。ゆったりしているんですね。オケによって特徴があるのは本当に面白いです。僕は群響を離れて長いし、いろんなオケにちょこちょこ行くうちに自分のスタンダードがなんだかちょっとわからなくなっています。 ただ、発音とかタイミングは早めのほうだとは言われますね。

 終演後、作曲家のKさんと軽くお鮨をつまみましたが、実はほかにお座敷がふたつもかかっていて、いろいろ悩んだ末の選択でした。ソリストと指揮者の席にというお話はあまりに荷が重くてついついご遠慮させていただきました。もっとうまく立ち回ればいいのにねぇ、ミヤケさん。

芝刈りIN福島

 なんかいつもにまして大変なゴルフでしたよ。

 朝早めに東京を出て東北道の福島西インターで途中下車です。例の土日のETC割引で混んだらまずい
なぁと思って心配しましたが、東京の天気が悪かったのが幸いしてか快適なドライブでした。

 今回はお昼から18ホールおやすみ無しでプレーするスタイルだったので、途中でコンビニに立ち
寄っておやつ(あんパン、バナナ、コーヒー、スポーツ飲料など)買い込んで準備万端!

 福島カントリークラブは山岳コースで標高が高く寒いくらい。でも雨は降らなくて良かったなぁー
。

 ゴルフの内容はトリプルボギーで始まって凹んだら、次のホールでバーディーが来たり、どたばた
でしたが、仙台フィルのウータンとパトさんと楽しくプレー出来ました。

 あるホールのティーグランドでなんだかガサゴソ人の気配がするなと思って後ろを見たら、なんと
自衛隊の集団が!福島駐屯地が真裏だったんですけどビックリしましたよ。なんだか急に戦場に放り
込まれたような気がしましたよ。なんだかゴルフなんかしてたら怒られそう… 以前に群馬サファリ
パークの横でライオンの吠えるのを聞きながらゴルフしたことありましたが、その時と同じくらい緊
張しましたよ。それにしてもチェリストミヤケ、いろんな場所に行ってます。Sn3j0114 

 日曜日とあってゴルフ場はとても混んでいて進行が遅く、気がついたらもう夕方の4時半になってい
ました。まだ3ホールも残っていてウータンなんかやめる気満々でしたが、キャディーさんが「せっ
かくだから最後までやりましょう」
 18番ホールなんて日が暮れて自分でもボールがどこへ行ったかわからず、一生懸命探してなんとか
ホールアウト。大変だった? いやいやむしろ小学生の気分でワクワク。こどもの時のいろんな気持
ちを思い出しました。

あの頃も真っ暗になるまで野球してたなぁ、フライとか飛んでくる暗くて見えないからボールが当た
らないように?しゃがんだりしてね。泥だらけの汗まみれでようやく家に帰るとお母さんが「そのま
まお風呂場に直行しなさい!」「は~い」 泥が落ちないように抜き足差し足でそろそろと家に上が
り、ひとっ風呂浴びて出てくると、もうお父さんも帰ってきていて「ごはんができてるわよ」って言
われて急にお腹ペコペコだったのを思い出し夢中で夕御飯を頬張る…

いったいチェロはいつ弾いていたんだろうか?
18ホール終わったら外はもうこんなに暗かったのです!
Sn3j0115 

チェロとファゴットとホルンの三人のおじさんは、小学4年生みたいなピカピカの笑顔で家路に着きました…… が!ここで終わらないのがチェリストの真骨頂・

 ゴルフ場の温泉にゆったり浸かり、チェックアウトをすませて、キャディバッグを受け取って、「それじゃぁ!」って帰ろうとしたら、な、なんと僕の愛車ボルボの鍵がないじゃないですか? あわててボストンバッグの中がガサゴソ探しますが、見当たりません。「あっそうか!キャディバッグのポケットの中だよ!いやんなっちゃうな」  ところがそこにもありません・・ チェリストミヤケ、恥も外聞もなくついにゴルフ場のフロント前で、キャディバッグとボストンバッグの中身をひっくり返します。あーあー、ゴルフは紳士淑女のスポーツだっちゅうに。

 それでもまだまだ出てこない・・・「この福島の山中で動けない?」 恐怖がじわじわと忍び寄ってきます。 そのとき脳裏をかすめたことが!

「あっ!朝のおやつのコンビニ袋にかぎをいれたまま捨てちゃった???」

キャディマスター室へ走るミヤケ、息を切らせてごみを捨てた箱を見るとなんともうカラッポ! ここのあたりですでにゴルフ場の従業員さんも巻き込んで大騒ぎです。 ハウスキャディさんも走って、玄関に行き、100リットルはあろうかという大きなゴミ袋をひっくり返し、みんなで探します。

「どんな袋ですか?」

「あのー、コンビニの袋なんですが、中にバナナの皮とか入ってます・・」

(も、もうしわけない・・)

そして5分後にようやくボルボの鍵は袋の奥底で発見されたのでした。

福島カントリーのみなさん、本当にありがとうございました!!

仙台に行ってきます。

 昨日の夜、なんとなくPCを開けたら、AOKIさんからの書き込み「ミューズの晩餐、今日放映」にはびっくりしました。気がついたときには終わってましたが・・みなさんに告知できなくて反省です。忙しくてチェックしてなかったんです。

 この1週間、静岡、新潟、群馬、と転戦?してきましたが、今日からは仙台に行きます。 仙台フィルのコンサート、ピアニストの中村紘子さんのデビュー50周年記念の一環です。 杜の都でほっと一息つける?? とんでもない!仙台ではやることギッシリ、楽しみです。

 今日は仙台への道すがら途中下車・・ ということは? みなさんお待ちかねの芝刈りです。(誰も待っていないちゅうに!!) 実はこの前、パターの名器スコッティ・キャメロンを買ったので、早く試したい!

 明日はオーケストラのリハーサルはもちろんあるのですが、夜は15年来のおつきあいの国分町の料亭「萬み たかはし」でコンサート。 仙台フィルの仲間3人と一緒に弾いた後は、お客さんや親方と一緒に美味しい料理とお酒で楽しく過ごす・・こりゃ最高の夜になりそうだ。

 翌日は午前中に、来年のGWあたりに仙台在住のチェリスト3人と一緒に弾くチェロ4人のコンサートのリハーサルです。仙台フィルのキタムラという面白いオトコがいるので、どうやっていじるかすごく楽しみダゾ。 そして仙台フィルの本番、のあとは先月、作品を演奏させていただいたK先生とまたまた夜の街へ繰り出す・・・  あーあー、なんちゅうスケジュールの組み方なんでしょ! 

 さーてがんばるぞ! 何を? 今日は芝刈りのほうね・

新潟です。

新潟です。
新潟です。
昨日は新潟のテルサというホールでコンサート。辰巳琢郎さんが司会で僕たち8人のスーパーオクテットがオーケストラの曲目を小編成で弾いていきます。

練習前にウ゛ァィオリンの水野さんがお土産を買いたい!気持ちバクハツだったので、お供しました。写真は有名な笹だんごのお店、田中屋総本店の前です。水野さんたら喜び過ぎでしょ。とてもステージ上でパリっとどんな難曲を弾きこなす有名なヴァイオリニストには見えませ〜ん。この他にも昔ながらの駄菓子屋さんやら、新潟ならではの美味しい日本酒を置いてある酒屋さん、佐度沖でとれたての海産物を並べてある魚屋さん、お麸などの食料品を並べた乾物屋などを見て回りました。ボクはクルマだからいいけど彼女はあの大量のお土産をどうやって新幹線で持って帰ったのかな?一升瓶まで抱えていたからなぁ。

コンサートの前半はソプラノの鮫島有美子さんのリサイタル。鮫島さんはだいぶ前になりますが、新潟のコンサートホールでCDの録音セッションをご一緒させていただいたご縁があります。通常にも増して雰囲気の良い仕事だったなぁー。そのCDは今でも購入可能ですので興味のある方は聴いてみてくださいね。タイトルは、なんだっけなぁ?「愛」がついた気がするんだけど・ 反戦のメッセージが沢山入っていた選曲でした。さとうきび畑とか武満さんの「死んだ男の残したものは」などを弾いたと思います。すごくみんなの気持ちが入って、チェロの上に涙がこぼれそうだったなぁー。

昨晩コンサート終了の後に群馬に移動して、群馬交響楽団時代の仲間と軽く交流。久しぶりの高崎は駅前がずいぶんキレイになり都会的な雰囲気になってました。
しかしながら、今回行った新潟も群馬も景気はあまり良くないですね。運転しながらご当地のラジオを聞いていると「駅前のマクドナルドが営業中止へ」「デパート撤退」「前橋市と高崎市合併?」など暗いニュースが続きます。 小泉改革の地方を破壊した様はヒドイですね。早く手を打ってほしいものです。 群馬県の長野原町の人たちがダムにすがりたい気持ちもわかります。

さてさて今日は群馬県安中市の新島学園という学校でチェロとピアノのコンサート。張り切ってまいりましょう。

実はね

 僕の新しいCDを聴いた方もだいぶ増えてきたみたいですが、あそこで使われているチェロ4本、みんな僕のだと思っている方がいらっしゃるみたいなので一応お断りしておこうかと・・(ちぇろやすもチェロ・リパブリカのプログラムノートでそんなこと書いてました。。彼の場合はわかっていて、わざとぼけるという高等戦術ですけれどね) 

 4本のうちミキオ・ナカムラは、僕が注文して製作してもらい、2年ほど弾いていましたが、今は生徒のTさんが愛用しています。 リナルディは知人の個人所有。さてここからが問題です。告白しますと、僕の愛器ダッラーリオは今ある友人のチェリストの手に渡り、また僕のときとは違った響きを奏でています。 僕はレコーディングのために借りたトノーニというヴェネチィアの楽器にほれ込んでしまい、今はこれがメインチェロです。

 楽器って本当の意味では慣れるのに数年かかるんですよ・・ それを考えるとオソロシイ決断をしたものです。 その理由はいろいろあるのですが、ここでクドクド書くより音を聴いていただくのがいいかと思います。 優しく深い音色のチェロです。

 ちょっと眠さバクハツ・・大事な告白のわりには尻切れトンボで終わります・・もっとチェロのことについて知りたい? CDのブックレットをお読みください・・って結局CD買えってことかいっ!!

掛川はよかったよ!

 昨日は掛川のシオーネというホールで、トークコンサート「ショパンの手紙」の公演でした。山の中にあって電車の駅は近くになく、最寄のバス停からも徒歩で10分くらいあるんですよ。 以前羽田健太郎さんのコンサートで弾いたことがあるんですが、あまりお客さんが入らなかったんです。 今回はさらに地味な内容だし、周囲は茶畑しかないのですから不安ですよねぇ。

 ところが昨日はたくさんのお客さんがいらしてくださり、とってもいい反応でした。持っていたZALのCDはなんと売り切れましたし、サイン会でお話したお客さんがとっても喜んでくださってました。すごく都会的な感じのお客さんが多かったです。

 このホールはとても響きがよく、いつかチャンスがあったらCD録音をやってみたいくらい気に入りました。 今だしているものがたくさん売れたらね!

 今日は先々週に台風で流れてしまったアウトリーチの埋め合わせで、小学校で2年生と4年生のためにミニコンサート。こどもは本気ですから、とってもチカラがいります。楽しい時間をすごしました。

 Sn3j0047

午前中でアウトリーチが終わり、午後は東名高速で運転して帰宅・・のはずが、なぜか御殿場で途中下車。アウトレットに行ってしまいました。なにも買わないでみるだけ・・のつもりがシャツを2枚も買ってしまった・・ ここにくると本当にニホンは不景気なのかなと思ってしまいます。ラルフ・ローレンで見たある服は20万円の値札がついていて、「あれ?アウトレットのはずなのに正規のままだな」と思ってもう一度よく値札を見たらなんと定価110万でした・・・ スゴイ割引ですが、そもそも110万円っていうプライスはどうやってつくのかね。

 ところで、加藤和彦さんの亡くなったニュースはビックリしましたね。僕は「パッチギ2」の映画の録音でチェロソロがあって、音楽担当だった加藤さんとお話したことがあります。

「このチェロソロが全篇のなかでとっても大事ですから、よろしくお願いします。」と言われ、新日本フィルのみんながシーンしている中で弾くのでとっても緊張しましたが、なんとか一回でOKがでてホットしたのを覚えています。どんな理由で自らの命を絶つ選択をされたのかはわかりませんが、ご冥福をお祈りしたいと思います。

チェロリパブリカ番外編

 チェロリパブリカの昨日書いていなかった追加のお話。

① 出演者に女性がいると、毎回本番の前の日にだいたい衣装の色あわせをやりますが、オトコ臭ーいわれわれは打ち合わせなしで着たいものをもってきます。昨日はちぇろやすとフルカワがブラック、タツキがシルバーのシャツ。おかげでミヤケは花柄ベストでちょっと浮きました。無地のシャツも持って行けばよかった。意外に好評ではありましたけどね。Sn3j0046 ブランドは?という質問もいただきました。Theoryというブランドです。

② 後半のシャコンヌの前に、舞台裏でフルカワが「ミヤケさん、背中の後ろで手と手ってつきますか? ぼくはカラダ硬くでつかないので、ゴルフ下手って言われるんですけど」 って聞くので、ためしにやってみたら、背中がピキっといって肩甲骨が一瞬ひきつり、シャコンヌ弾けないかというくらい痛くなりました。 ごまかすために個人楽屋に戻って1分くらい我慢したら直って、本当にヨカッタ。 余計なことはするもんではありません、とくに本番直前には・・  前はついたのになぁ・・

③ みなさんが大変気に入ってくださったシャコンヌですが、実はゲネプロはせず、ぶっつけ本番でした。鮮度が大事? それが昨日の場合はいい緊張感で集中力が増す方向に・

④ メンバーのうち、3人はクルマでしか移動しない人で、ひとりだけいつも電車移動。しかもその人が一番重たいチェロケースを持っています。柴又の怪人タツキです。

⑤ 日本全国からわざわざお越しいただいた方がたくさんいらしたようです。僕がわかっているだけで、福岡、兵庫、栃木など時間とお金をかけていらしていただいて感謝ですよ、本当に。もちろん近所からいらした方もアリガトウゴザイマス! 

⑥ ちぇろやすとミヤケは、舞台裏で真剣にチェロの音について話していました。ちぇろやすの意見「300人までのホールで弾きたい。2000人のホールで聴こえるように頑張って弾く必要があるのかな?」 うーん、新鮮だったなぁ。僕は遠くまで届くように弾いていたな、ここ数年。

⑦ 今回はタツキの「インナーワールド」にあわせてプログラムを組んだのですが、最終決定が10月に入ってから、楽譜は10月4日にもらいました。欲をいうと僕はもうちょっと時間の余裕がほしいけれど・・

  

チェロ・リパブリカが終了・

 第3回めのチェロ・リパブリカが今日、横浜は本郷台のリリス・ホールでありました。響きがとてもよく、客席数も手頃(300)でとてもいいホールでしたよ。しかもスタッフの人が感じがとってもいいんです。 なかにはあるんですよ、なんだか嫌われてるのか?って感じの場所・ どこのホールとはいいませんけれどね。思わず所轄の官庁に抗議したくなる場所、ありますよ。それにひきかえ、リリスホールは本当に感じいいです。

 Sn3j0101

楽屋の名前の紙も、かわいいじゃないですか。ハローウィン! 一緒に音楽会を創ってくれてるなという気分になります。

今日は早めに、ホールに行ったらタツキがもう楽屋入りしてました。CDと共演する面白い曲のリハーサルのために早めに来たわけね。 会場からCDが聴こえたので、もう弾いているのかと思って見に行ったら、CDはかかっているけれど、チェロの席は空っぽ。あれ?と思ったらタツキは客席でぼんやり座ってました。あそこらへんの動きが天才的だよね。僕だったらずっと弾いているだろうに、彼は計り知れないなぁ。

 プログラムは最初がモーツァルトのディベルティメント。本番前に新フィンガリングを思いついて試したんだけれど、やっぱりステージ上でチェリスト・ミヤケのアタマがクルクルパーになりました。久しぶりにやってしまいましたが、あとはなんとかかんとか。

 次にちぇろやすが無伴奏バッハの前になんかMCやれっていうので、おもしろいことは言わないようにしてわりと短めに切り上げました。ちぇろやすはゆったりとお話をするようなバッハでよかったですよ。

 そしてまたハイドンのディベルティメント。ちぇろやす以外の三宅、タツキ、フルカワのトリオです。またまた1番チェロをやらせてもらったというか、やらせれた?実はこの曲、ソロでもピアティゴルスキーの版があるのですが、このトリオ版は微妙に音やフレーズが異なっていて、またもやあやうくクルクルパー現象が起きそうでしたが、踏ん張りました。

 前半最後はポッパーのカルテット。フルカワくんが、魅せてくれました。美味しい!と思いながら弾いているに違いない。見事でしたよ。

 ここで休憩。僕らも楽屋前で雑談タイム。ちぇろやすとフルカワは喫煙者なので、最近はなにかと不自由そうですが、今日は換気扇の前でプカプカやってました。 僕はタバコを吸わないのですが、音楽家の休憩時間の喫煙所の雰囲気ってなかなか好きなので、換気扇の近くまでにじり寄ってたわいのない話。 芝刈りトークとかね。

 後半はフルカワのちぇろやすの、ラヴィン・バロックで幕開け。内緒の話ですが初めてちゃんと全部聴きました。作曲者、ちぇろやすがチェロ弾きであるにもかかわらず、チェロでほぼ演奏不可能なフレーズが随所にあり、書くほうも書くほうだし、それをなんとか弾いちゃうほうも弾いちゃうほう。 楽しみました。

 ここで演奏者ふたりがトークタイム。ぼけつっこみが即興で、できていてキミたち吉本にいけるよぉ・・ ノブ&ヤス??こりゃ売れるよ、チェロはうまいし、ハナシは面白いし、こりゃミヤケはチェロ弾いてる場合じゃないでしょ、マネージャーになって、コソコソ使い込まなきゃ。。 うそうそ。 

 なんでここでトークかというと前述のタツキの曲には準備がいるんですよ、スピーカー出したりね。

 タツキがCDと一緒に弾いたカール・ヴァインの「インナー・ワールド」。実験的で僕らにはすごく面白かったけれど、お客さんはどうだったのかな? 「インナー・ワイルド」と間違えていた人がいて笑っちゃったなぁ。「内なる野生」?

 ここでまたスピーカーをひっこめる間にちぇろやすがタツキにインタビュー。今日はちぇろやすのトークがとっても切れてたなぁ。

 最後は恒例の全員でのバッハのシャコンヌ。何回弾いても新しい発見があるって、すごいことですよね。お客さんの集中力もとっても高くて、みんなで一緒に創っている演奏という感じがしましたカーテンコールの袖で、ちぇろやすが、「じゃぁミヤケさん、アンコール前に一言ね!」 やめてよ、そんなギリギリのタイミングで言うの! なんかテキトウに話してアンコールで鳥の歌を弾いて終了でした。

 終演後にロビーでサイン会があって、たくさんのお客さんとお話できてよかったです。「ブログ読んでます」とか「楽しみにしてます」って言われると思わずたじろぐミヤケ。嬉しいんだけれど、なんだかハズカシイ気がするんです。何をいまさらですか? だってみなさん僕の靴下の秘密とか、エナメルシューズ事件とか、結束用ツイストテープのハナシを知っているんですよねぇ?

 さてさて明日もあるし、あさってもあるし、しあさってまで本番続き・・頑張らなきゃ。今月のりきればまたタノシイ芝刈り! ついにフルカワvsミヤケ戦実現するかも。アベレージは僕のほうがいくらかよさそうですが、フルカワはミラクルパワーがありそうなので、どんなゴルフになるか楽しみです。

 なにせアタマ使いすぎて、面白いこと書けませんでした、すみませーん。

 そうだ!例のチェロ駒プレゼント用に、受け付けに駒を置いておいたのですが、なんと3人の方が受け取りませんでした。僕の言い方が悪かったのかなぁ?その方たちはまたご連絡くださいね。 そうそう、CDも手違いで会場販売ができず、ご迷惑をおかけしました!   

 今日は久しぶりのオフ!というわけで、しかもこの快晴じゃ、芝刈り?? 行ってませんよぉ、なにせチェロ・リパブリカが近いので一日レッスン室にこもってました。

 僕が1番チェロの貧乏くじを弾いてしまったモーツァルトのディベルティメントって本当に難しいですよ。モーツァルトは素材の良さがなんといっても決め手なので、奏法や音を根気よくブラッシュアップしていくしかありません。地道にコツコツやるという、僕が一番苦手なやり方しか向上の道が見つかりません。 とほほの気分で付点のリズムにしたりして練習してます。学生の頃からやっておけばねぇ・・

  とはいっても、集中力ってそんなに長くは続かないので、ランチに近所のインド料理に出かけたり、ちょっとお昼寝したり、テキトウにダラダラやっています。

 最近は、ゴルフの練習もちょっとご無沙汰。そろそろやらないと打ち方忘れそう。体も動かさないといけないけれど、今は読書に気持ちがいっていて、時間がちょっとあると、そちらについつい気持ちがいきます。 一昨日から読んでいるのは「死刑のある国ニッポン」という本。死刑存置派の藤井さんという人と廃止派の森さんという人の対談集です。 面白いことにこのトピックから、日本のメンタリティや国の仕組みが透けて見えます。どちらの意見に味方するかは人によるでしょうが、これはニホンのありかたを考えるのには面白い本です。

 さてそろそろレッスン室に戻ろうかな・・ ボーイングは本当にむずかしいよ・・いまさらですが・・

 

コンサートの前は…片付け

昨日、練習にも疲れて夕食後にボンヤリとテレビを眺めていました。お笑い芸人さんたちが、苦労の末にゴミ屋敷を片付け、最後にはお掃除名人の松居一代がマツイ棒なるグッズまで駆使してキレイにしてめでたしめでたしという内容でした。それを見ていたらチェリストミヤケは、自分の部屋を掃除したくてたまらなくなりました。

言っておきますけど、もちろん僕の部屋はそこまで汚い訳じゃないですよー。でもまだ衣替えが終わってなかったり、クローゼットの中に普段触らないようにしている開かずの引き出しがあったりして、なんとなく気になっていたのです。

練習を切り上げ(チェロのですよ〜)片付けを始めたら、まぁ色々出てくること!携帯のクルマ内での充電器とか、チェロのエンドピンの先につける保護のゴム、ゴルフのスコアカードなど、関係ないと思う人にはただのガラクタ、当事者には大切な物のオンパレードです。

色々見つかって気分よくなり、ついに禁断の開かずの引き出しをオープンしていまいました。

何が入っているか、自分でも記憶のないこの引き出し。中には沢山のガラクタと一緒に何通かの手紙が入っていました。印象的なものは、インディアナ時代のウ゛ァイオリンの友人、チン・リーからの手紙。彼はベトナムから、本当にボートに乗って逃げてきたベトナム難民です。初めてアメリカに留学した時に一緒にカルテットの勉強をしていた彼のバックグラウンドを知った時は驚きました。新聞やテレビの中での話が急に自分の前に現実として突き付けられた気がしました。
その他にもニューヨークに亡命している作曲家のナターシャ・ボゴセウ゛ィッチから彼女の曲を日本初演したお礼の手紙もありました。彼女も旧ユーゴスラビアでの民族紛争の悲劇に巻き込まれて、その時のイメージから書いたチェロソロの曲を僕が弾いたのです。練習していて苦しくなるような曲でしたが、演奏の録音を聴いたナターシャが喜んでくれて送ってくれた手紙でした。

世界には様々なことが起きていて、グローバリズムの中で、日本も鎖国時代のメンタリティではすみません。僕はチェロで何が出来るのか。
まずは、そろそろ掃除を切り上げてチェロ・リパブリカの練習しないとなぁ。これもまた現実です。

ああ、まだまだ道半ば

 台風、皆さんは影響はありましたか? 僕は結構オオアリ。掛川でのアウトリーリ事業が一日キャンセルになり、突然の休日になりました。ちょっと嬉しい。。おかげでのんびりチェロを練習できました。

 ところで先日終わったジャパンヴィルトゥオーゾの本番、チェロセクションは旧知の仲間ばかりで和やかな雰囲気でした。 ちぇろやすや、桐朋時代の同級生の渡部玄ちゃん、洋平さん(松岡)など気を許せるメンバーでしたが、とくに久しぶりに会えて嬉しかったのが、平田さんでした。

 彼は時期は僕と重なっていないのですが、同じシュタルケル門下で、僕が留学するときもずいぶんお世話になったのです。 

 そして今回も「シュタルケル先生のレッスンのDVDがあるよ」といって持ってきてくれたのです。ありがたい先輩です。

 ばたばたしていて今までゆっくり見る時間がなく、今日DVDを見始めましたが、冒頭に今は亡きピアノのシェボック先生が出てきて、思わず息をのみました。そしてシュタルケル先生のインタビューと演奏を最初の10分くらい直立不動のまま見て、なんと思わずストップボタンを押してしまいました。 改めて先生の演奏のすごさにただただ圧倒され、このまま見ていると今月に待ち構えているコンサートに影響があるなと直感的に思ったのです。 すごすぎる・・そして先生の強烈なハンガリーなまりの英語を聞いて、そして懐かしいインディアナ大学のキャンパスの風景を画像で見て、今すぐに飛行機に飛び乗りたい気持ちになりました。

 思えば数年前に神戸でチェロコングレスがあったときに先生がおそらく最後の来日ということだったのに、馬鹿なミヤケは仕事に忙殺されてお会いすることができず、そのまた数年前にトッパンホールでの先生のリサイタルの時にお会いしたときは帰り際は「電話しろよ、番号はわかっているな」と何度もおっしゃって、それなのにチェリストミヤケはしていないのです・・ なんだかそんなことを考えていたら泣きそうになりました。

 実は数ヶ月前に思い切ってメールを出したのですが、返事がなく心配していたのです。ところが、先生と同じインディアナ大学で教鞭をとっている友人のヴァイオリニストのアゴスティーニのスタジオにシュタルケル先生が「ススムからメールがきて、キミによろしくって書いてあったよ」と言いにきたと最近聞き、嬉しさで胸が熱くなりました。

 先生のところに自分の新しいCDを送ろうかな、でもすごい怒られそうな気がしてコワイ・・ 中年になってこんなにコワイって気持ちをもつ相手ってそんなにいませんよね。 とにかく僕の音楽、チェロなんてまだまだ・・頑張ろうという気持ちを新たにもった台風一過の秋の午後でした。

ついに実現

 なんだ?そのおおげさなタイトル? 不審に思われた方も多いかな?

 実は、構想3年ずっと思っていた計画をついに実行したのです。いったいなに?ついに世界進出? それともチェリストから一転して政界入り? アーリーリタイアメエントでハワイ移住? 夢が膨らみますね・

 実際はそんなんじゃないんです、残念ながら・・ かねがね思っていたのですが、洗濯したあとの本番用の黒い靴下の右と左を揃えるのって無駄な時間だなぁって感じませんか? おまけにどこかにまぎれて片方しかない靴下がたくさんたまったりして・・コンサート本番の当日、これから緊張する本番の前に一生懸命に目を凝らして靴下を捜している図って本当におかしい。。 

 そこでチェリストミヤケは考えました。今までの靴下をいったん全部廃棄して、新たに同じ種類の靴下をたくさん買えば、任意のペアがかならず正しい組み合わせになるのです!! そして実現したこのオトナ買い、どうです! (って鼻の穴膨らませて力説するほどこのことではございません・・)

 Sn3j0045

あーあー五足も買っちゃって。。これでかなりストレスが解消・・・されるか??

今日から掛川に来ています。7日12時から市役所のロビーで弾きますから、ご近所の方は遊びにきてくださいね。 それにしても台風、心配です・・

題名浮カバズ

一昨日は銀座三丁目の王子ホールでお仕事でした。 銀座は雰囲気があって素敵な街ですよね。

ゲネプロが終わって時間があったのですぐ近くの伊東屋で来年の手帳を探してみました。 2009年の今使用中のは伊東屋のオリジナルのイエローの手帳です。真っ黒だとどこに置いたかワカラナクなった時に目立たなくて苦戦するので、出来るだけカラフルなものを毎年探しています。

今年のものはやや堅牢さに問題があったので2010年はメーカーを替えてみました。これに何を書いていくか、楽しみです。

伊東屋は静かで知的好奇心をくすぐられる物が品良くディスプレイされており、一日中居たくなります。良い本屋と同じくらい好きな場所です。

一歩店を出たら、中国の方の多いことにビックリしました。大型バスで乗り付けてブランド品を山と買っています。我々がかつてやっていたことが、今度は彼らの番という訳です。経済力ってすごいね、まったく。

かつて「エコノミックアニマル」と言われた日本人は外国の人にどう思われていたか、よくわかります。エンパイヤステートビルを買い、「ひまわり」を買い、カネの力で何でもやっていたわけですから、あまりいい感じがするはずありません。

経済力は落ちましたがカネでなんでも買い漁るのを卒業したのは正常な喜ばしい進化ですよね。オトナになったわけです。問題はこれから日本人はどういう方向性で世界の中で立っていけばいいんでしょう?という事です。 やっぱり文化か?

朝からテーマがえらく壮大だわ。サントリーホールでストラビンスキー弾きながら考えようっと。

遅刻しないようにそろそろ行ってきます。

ちぇろやすと会いました。

 昨日はジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニーというやや長めの名前のオーケストラのリハーサルが昭和女子大人見記念講堂でありました。 このホールは20年くらい前はずいぶんコンサートで使われたのですが、サントリーホールができて以来あまりクラシックのきちんとしたものでは使用されていない印象があります。でもまだまだきれいだしなかなか悪くないと思うのですが。ホールも流行がありますね。

 練習会場につくと、ひときわ目立つ黄色のチェロケースが。こりゃぁちぇろやすだわ。なんだかイエローが好きなこの男、風水かなんかでこの色を選んでるのかな?しかも結構似合うので、黄色のゴルフのキャディバッグをプレゼントしたこともあります。(ネットショッピングで色を間違えて注文して、キャンセルも面倒なので、押し付けた??)

 このブログの読者の方は僕と彼がしょっちゅう連絡取り合って、月に1回はゴルフに行っていると思っているらしいのですが、実際には会うのも数ヶ月ぶり、ゴルフは今年まだ一緒に行っていない・・という感じです。 でもこのオーケストラ仕事を皮切りに、ご存知チェロ・リパブリカ、東京アンサンブルヨーロッパ公演、としばらく一緒の時間が続きます。

 チェロ・リパブリカで思い出しましたけれど、なんと昨日になってようやく10月リリスホール公演曲目決定ですよ、ディレクターちぇろやす! しかも大どんでん返しで、バッハの無伴奏は弾かなくてよくなったんだけれど、かわりに前回の公演で一番下のパートが割り当てられててラクだったモーツァルトのディベルティメントの一番チェロを弾くことに!あれ、すごい難しいんだよ。練習しなきゃいけないじゃないですか!(当たり前だよ、ミヤケくん)

 夜中に彼に慌てて電話して猛抗議したんだけれど、決定は覆らず。。ディレクターは神様デス・・ 秋のゴルフシーズンをどうしてくれるのよ、仕方ない、月後半に行こうかね。 

 今日は頼まれてどうしても断れなかった録音仕事をやってから、王子ホールでソプラノの細江紀子さんのリサイタルの賛助出演。 実質2曲しか弾かないのですが、出番が少ないのは逆にプレッシャーです。

 なんだか天候がしばらく悪いみたいですけれどみなさんからだの調子に気をつけてくださいね。

« 2009年9月 | トップページ | 2009年11月 »